五十にして天命を知る
オイラのもっとも近しい音楽関係者の一人である 森下よしひさ 御大が50歳のバースデーを迎えた。
んで、このブログ記事の何は次のような一節がある。
「47年間とそのあとの3年間では、1日1日の密度がまったく違うものだった。」
森下御大の47年間とその後の3年間では何が違っていたのか?
それは癌(ガン)を患う前と、患った後の違いである。
それは癌(ガン)を患う前と、患った後の違いである。
これは福田雅之助氏による、有名な 「庭球訓」 の言葉である。
いま、この時間と同じ時間は二度と訪れないのだから、
「次回」 ではなく、 「明日」 ではなく、
「いま」 、このひとときに全力を挙げて取り組むことが何よりも大事なのだ。
・・・と言うような教訓なのだが、人間、頭ではわかっていても、なかなか先延ばししてしまい、
「いま」 に全力を傾けられないことが多い。
「次回」 ではなく、 「明日」 ではなく、
「いま」 、このひとときに全力を挙げて取り組むことが何よりも大事なのだ。
・・・と言うような教訓なのだが、人間、頭ではわかっていても、なかなか先延ばししてしまい、
「いま」 に全力を傾けられないことが多い。
「オレがこの言葉の本当の意味を実感できたのは、すでに (選手として) 再起不能になった後だった。」
「オレの落ちた落とし穴におまえは落ちるな、と言う話ができただけでもよかった。」
どうも世間一般の凡人は、物事の本質、真理、大切さ、尊さ、と言うモノに、
「失ってから気付く」 と言う傾向が大多数であるように感じられる。
「失ってから気付く」 と言う傾向が大多数であるように感じられる。
そして森下御大のように 「失いかけたが辛うじて守り通した」 と言う人々の実体験を聞くことで、
その大事さに、ほんの少しだけ気付かされているのではないか? とも思ったりする。
その大事さに、ほんの少しだけ気付かされているのではないか? とも思ったりする。
森下御大の凄絶な癌との戦いなど、オイラ程度に想像できるモノではないが、
今後の音楽人生にも引き続き付き合わせていただくことで、その片鱗だけでも、
爪の垢を煎じて飲ませていただこうと思う。
今後の音楽人生にも引き続き付き合わせていただくことで、その片鱗だけでも、
爪の垢を煎じて飲ませていただこうと思う。
唐突だが、ランス・アームストロング と言う自転車ロードレース選手をご存知か?
精巣腫瘍 (癌) のため、いったんは競技からリタイア (実際は解雇) したものの、
闘病生活の末に癌を克服し、レースにカムバック。
ついには前人未到の 「ツール・ド・フランス7連覇」 を達成した大選手である。
闘病生活の末に癌を克服し、レースにカムバック。
ついには前人未到の 「ツール・ド・フランス7連覇」 を達成した大選手である。
その原動力となったのは、癌を克服した強靭な精神力であったことは間違いない。
ランス曰く、「断言する。癌こそ自分の人生に与えられた最良のものだ。」 とのこと。
どんな不幸に遭遇しようとも、こんな風にすべて前向きに捉えて進んでいくような人生を、
果たしてオイラも全うすることができるだろうか?
果たしてオイラも全うすることができるだろうか?
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