ペダルスティール

最近、久しぶりに 吉田拓郎フォーライフ時代のアルバム 「明日に向って走れ」 を引っ張り出して、
聴いてます。 (もちろんアナログレコード!)

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今さらながら感じるのは、当時のスタジオミュージシャンたちの演奏レベルの高さ。
もちろん現在だって下手なワケはないだろうが、
なんつーか、ほとんどヘッドアレンジ程度の編曲と言うか事前打合せしかしてないと思われるのに、
このアンサンブルの見事さは何度聴いても素晴しい。

ハッキリ言って、各パート (ギター、ペダルスティール、ベース、ピアノ、ハモンド等) は
ほとんど 「コードストローク」 をしておらず、ただ自分の好き勝手にオブリガードを弾いているだけ。
にもかかわらず、これがミックスされると、
渾然一体となったひとつの 「バッキング」 にまとまっているんだよなー。

今回、久しぶりに聴いてみて、改めてゴイスだな~と感じたのは次の2点。
・ 石山恵三(猫)のベースがミョーにイケてたこと。

・ 駒沢裕城のペダルスティールが抜群に素晴しいこと。

石山恵三 と言えば、拓郎の 「TOUR1979」 のツアーメンバーとしても有名だが、
ハッキリ言ってライブアルバムで聴く限り、どぉ~ってことないベースのように思っていた。
でもこの 「明日に向って走れ」 では、なかなか侮れないフレーズが耳新しかったどす。

そして 駒沢裕城
どちらかと言えば、オイラ的には吉田拓郎というよりも ナイアガラレコード の印象が強いが、
やはりこの方のペダルスティールはヨイ!
この味を出せるのは 駒沢 センセイ以外にいないのではないか?とさえ思ってしまう。
センチ告井 さんも素晴しいが、もしどちらかを選べと言われたら、オイラは 駒沢 センセイを選ぶ。

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流石に最近のJ-POPサウンドにペダルスティールの音を聴く機会はほとんどなくなってしまい、
ましてやアマチュアミュージシャンで弾いているヤツはおろか、
ぺタルスティールと言う楽器を所有しているヤツを探すことさえ難しい状況だ。

オイラもいつかはペダルスティールの演奏に挑戦してみたい気がするが・・・
結構この楽器って高額なんだよねー。

なかなかお気軽にチャレンジできないのが悩みの種なのだ。

ちゃんちゃん。



(以下蛇足)

そーいやー昨年、とあるライブ会場で某プロがペダルスティールを弾いているのを目撃したが、
ハッキリ言って人前で演奏できるようなラベルではなかった。
駒沢センセイの技術を100点とするなら1点にも満たないテクだった。
プロのくせにいけしゃあしゃあと演奏しやがって・・・
聴いているこちらの方が恥ずかしいったらありゃしない。

プロと言ってもピンからキリまであるモンだね~





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