愛用のギターアンプ JC77

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現在、オイラが自宅で愛用しているギターアンプ
ジョンソン JM150 (One-Fifty) ってな デジタルモデリングアンプ であるが、
ガタイがでかく重量が38kgもあるため、なかなか家の外に持ち出すことは難しい。

そんな事情もあり、オイラは 「持ち出し用」 のアンプをもう1台所有している。
それが本日ブログのお題である、ローランド の伝統的ギターアンプジャズコーラス なり。

日本全国津々浦々、どの都道府県の、どのリハーサルスタジオに行っても、
まず置いてないことはない、と言われる定番中の定番ギターアンプ

もっともオイラが所有しているのはフラッグシップモデルの 「JC120」 ではなく、
ジャズコーラスの中でも比較的小型モデルである 「JC77」 と言うディスコン製品。

今から約20年前、静岡市の老舗中古楽器「マルハ楽器」 にて約4万円で購入。
以来、ず~っと使い続けているが、ほとんど故障したためしがない、実にタフなアンプでやる。

ジャズコーラスは、その名のとおり世界で初めて 「コーラス」 エフェクトを搭載したギターアンプであり、
1975年の発売以来、大幅なモデルチェンジを行うこともなく、
30年以上経った現在も売れ続けている、実に息の長い製品であり、
言い換えれば、それだけ初期モデルの完成度が高かったと言うことを裏付けている。

ちなみに、ジャズコーラスに搭載されている 「コーラス」 エフェクトは、
L・Rのスピーカーに両方に組み込まれているのではなく、
片方 (R側?) だけにエフェクトを噛ませると言う、特殊な仕様となっており、
これこそが、「ステレオコーラス」 とは一風違った、
ジャズコーラス独特の立体感を生み出す要因であると言われている。

ゆえに、PA屋がライブでジャズコーラスの音を拾うときは、
どちらか片側のスピーカーの前にマイクをセットすると、
ノンエフェクトの音か、もしくはコーラスがかかりまくりの音を拾うことになってしまうので、
2つのスピーカーの中間にマイクをセットするのがよいと思われる。
(それがプロのPA屋の 「正解」 なのかは知りましぇんので、アシカラズ)

さて、ジャズコーラスサウンドと言えば、オイラが改めて能書きを並べるまでもなく、
まったくと言っていいほど 「歪み」のない、美しいクリーントーン「売り」 となっている。
逆を言えば、アンプ本体だけで 「歪みサウンド を作り出すことが難しいため、
ギタリストは好みのエフェクターを噛ます必要があるワケだが、
元来、クリアな音質のギターアンプであるため、実にエフェクトのノリが良い!

つまり、エフェクター接続を前提に造られたアンプとも言えるワケで、
初心者には難しい、アンプ自体の歪みとエフェクターの歪みのブレンドバランスを考慮する必要がほとんどない。
エフェクター大好きなギタリストには重宝するアンプだと思われ。

だが、オイラに限って言えば、特別な場合を除き、ほとんど 「ギター直結」 で使用している。

え? 歪みサウンドを使いたいときはどうするのかって?
ハイ、もちろんあのチープな 「Distortion」 ツマミを使っておるぞな。

そんなんじゃあロクなサウンドにならねーんじゃねーの?
と突っ込まれそうだが、まあそれは大きなお世話と言うヤツで、
エレキギターなんざ、ピッキングの強弱で歪みの具合などいかようにもなるさ~
と言うのがオイラの持論だったりする。

つーか、歪み系エフェクタ (特にディストーション) を使うと、
弱くピッキングしたときでも余計に歪んでしまうのがイヤだったりする。

それに、色々なライブを観ていると、なんとまあ歪み系エフェクト全開のバンドの多いことか。
オレだけはてめーらと同じ音は出さねーよ、と言う精一杯の強がりである・・・とも言えなくない?

とかなんとか御託を並べてみたが、実際のところは、
足元に高性能エフェクターが転がっていても、あまり使いこなせてなかったな~と言う反省の元、
だったら何も使わない方がセッティングも本番も楽だよな~、と言う結論に至っただけのこと。

実際、ギターからアンプ直結だと音はピュア (?) だし、何より設営が早いっ!
エフェクターを愛用している方も、試しに一度、アンプ直結で音作りの試行錯誤してみてはいかがかな?

オイラ的にはそれも・・・あると思います (by 天津木村)

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   日時 : 8月8日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
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   日時 : 8月17日(日)16時00分~18時30分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : (調整中)

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