愛用のリバーブマシン

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

音楽ライブのPAを行うに当たって、絶対に必要と言っても過言ではないエフェクトと言えば、
ズバリ バーブ であろう。
そしてその リバーブ 効果をもたらすハードウェアが、リバーブマシン(リバーブレーター)である。

オイラがPAの手伝いを始めた1983年頃は、まだアマチュアに手の届くデジタルリバーブ機はなく、
果たしてどーやってリバーブを噛ましていたのか、正直なところ記憶がない?
ヤマハR1000当たりを使ってたのかな?)

その後、ヤマハからベストセラー機となる SPX90 が発売され、
さらにそれを追うようにローランドからは DEP5 が発売となり、
アマチュアミュージシャンもお手軽に デジタルリバーブ の恩恵を被ることができるようになった。

オイラの場合は、当時お手伝いさせていただいていたPAの師匠が DEP5 を購入したため、
必然的にローランド系エフェクターの取扱いに慣れていったワケだが、
最初の頃こそ、いやーいい響きだな~、と感動していたが、
流石に5年も使ってくるとだんだんと 「飽き」 がやってくる。

んで、当時のオイラはPA機器を個人所有する気などはサラサラなかったが、
宅録用機材として、リバーブマシンはずーっと欲しいと思っていた。

ちなみにオイラが宅録を始めた1982年から3年間はリバーブマシンを購入する予算がなく、
別に大瀧師匠を真似たワケではないが、それこそノーリバーブで稚拙な自作曲を作っていた。

そして、1985年頃、ようやくリバーブマシンを購入できる目途が立ち、
さて、どの機種にしようかと物色していたとき、行きつけの楽器屋で色々と試聴した結果、
ヤマハ SPX900 を選択することとした。
(ちなみにディレイマシンは、後年、中古でコルグ SDD2000 を購入することになりやす。)

ハッキリ言って SPX900 のホールリバーブのキメ細かさは DEP5 の数段上であり、
マイルームスタジオで初めてリバーブを掛けて自作曲を聴いた時には、かなり感動したモノであった。

実はオイラが生涯で購入した単体リバーブマシンは、ぬわんとこの SPX900 ただ一機種だけ。

その後はデジタルミキサー内蔵のエフェクターや、DAWのプラグインを使うようになり、
ここ10年くらいはかつて使いまくった SPX900 もまったく出番がない。

しかし、現在、自分がDAWのプラグインだけでミックスを行っていると、
どーもなにか物足りない感が否めない。
あのSPX900の瑞々しいホールリバーブのカンジが再現できないような気がしてならない。

現在、オイラが愛用しているリバーブプラグインは、
キューベース付属の ルームワークス と、W社の Rリバーブ であるが、
どちらも、使い勝手も音質も SPX900 に一枚劣る・・・ような感想を抱いている。

ついでに言えば、オイラ愛用のPAミキサーであるベリンガー DDX3216 の内蔵リバーブ
音質的にはイマイチかな~?

あまり他の単体リバーブマシンを使ったことがなく、
初めて所有した唯一のリバーブマシンと言うこともあり、
SPX900に対する思い入れが強すぎるが故の「勘違い」と言う気がしないでもないが、
やはりオイラ的歴代最高のリバーブSPX900 なのだ!

と言うことは、現在のヤマハのデジミキ(O1V96等)のリバーブは、
きっとオイラ好みなのかも知れない。

欲しいな~、予算がないな~、も少しDDXの内蔵リバーブで我慢するしかないな~、
と思い続けて早●年。

あと何年待てば新しいデジミキをゲットできるのか・・・それはまだまだわかりましぇん。


注:SPXもDEPも正確には 「リバーブマシン」 ではなく 「マルチエフェクター であるが、
オイラはリバーブとして使っていなかったため、あえて 「リバーブマシン」 と表記すますた。
一応参考までに。




■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 4月定例やまぼうしライブ
   日時 : 4月11日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 優雅に、繊細に、しなやかに、アコギ職人・ダブル丸山の調べ
        19時30分~ 丸山太郎
        20時15分~ 丸山研二郎
        http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20080411yamaboushilive_flyer.bmp

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■