愛用のディレイマシン

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さてリバーブとくれば次にくるのは ディレイ だ。

昨日のブログの写真を見て機材ヲタクの方ならおわかりのとおり、
オイラの愛用ディレイは コルグ SDD2000 だ。

一般的に、レコーディングスタジオでもライブでも重用されるディレイと言えば、
昔も今も ローランド SDE3000 だ(と思う)。

どちらも20年近い前の機種でもあるにかかわらず、
未だに最前線で使われ続けている事実こそが 名機 の証ではあるまいか。
(もちろんSDEのことだすが)

SDE3000 はとっくにディスコンであるのに中古価格は相変わらず高い。
それに比べれば SDD2000 の方がかなりお得な中古価格なので、
ラック式のハードウェア・ディレイマシンをお探しの方にはオススメ機種だと思われ。

ちなみにオイラは後発の SONY D7 もヒジョーに欲しかった機種だったが、
結局、一度も使う機会はなく現在に至っている。
さすがに現在の中古価格はかなりお安くなっているが、今さら買ってもねえ・・・。


さて、ディレイの効果的な使い方と言えば、オイラ的には次の3つが挙げられると思う。

① いわゆるフィードバック・ディレイ(やまびこ効果)

② リバーブと併用してアーリー・リフレクションを強調する

③ 距離の離れたスピーカーの音の到達時間の補正


オイラは、SDD2000宅録でのみ使用していたので、③用途で使ったことはない。
まあ仮にPA現場にコイツを持ち込んだとしても、ディスプレイ表示は時間(ミリセカンド)のみで、
距離(メートル)では表示されないので使い物にはならなかったと思われ。

逆に①と②については本体フロントパネルにタップボタンが装備されているので、
わざわざディレイタイムを測って入力する手間が省けて使いやすかった。
・・・のだが、このタップボタンの感度がイマイチな感は否めず、
曲のテンポにドンピシャリなディレイタイムを設定するのはちょいと難しかった。

やはりディレイタイムをタップ入力するときは、外部スイッチを併用した方がベターということだろう。


ところで、SDD200SDE3000 も現在の主流である マルチタップディレイ ではなく、
ごくごく単純なシングルディレイの機能しかない。
しかし、この単純明快な性能こそが使いやすさに他ならない。

音質だって決してハイファイではない(たしか12ビット仕様だったような気がする・・・が定かでない)
ここで思い出されるのが、細野晴臣 御大のお言葉。

「音質劣化しなけりゃディレイじゃない」

いやー、心強いお言葉ですねえー(そうか?)


とは言え、SPX900SDD2000 も現在のところはまったく活躍の場がない。
愛着があるだけに売り払う気はサラサラないが、かと言って積極的に活用する予定もまったくない。

うーぬ、せっかくブログネタにしたことでもあるし、近々、復活祭(?)でもやりたいなー
と思う今日この頃であった。


(追伸)
ディレイの場合、「アナログ・ディレイ」「デジタル・ディレイ」 って言うのに、
バーブの場合は、「デジタル・リバーブ とは言うものの、 「アナログ・リバーブ とは言いませんな。
ちなみに アナログ・リバーブ には、スプリング・リバーブ鉄板リバーブなどがありやすが。
ま、どーでもいいことですが。




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