マイクスタンドにこだわる

オイラがアマチュアPA屋を始めようと思ったきっかけのひとつは サウンドハウス の出現だった。
すなわち、それまで高額だったPA機材が一気に手の届く実売価格まで下がったと言うのが要因である。

しかしいくら価格が下がったとは言え、中にはどうしても低価格商品で妥協したくない機材もある。
オイラの場合、ズバリそれは マイクスタンド

今も昔もPAで使われるマイクスタンドと言えば K&M ブランドが一般的だが、
オイラは同社製品の 210、259、200 等の造りがあまりにチャチに思えていたので、
もし自分がマイ・マイクスタンドを購入するときは、絶対K&Mは買うまい、と思っていた。

その後、PA機材を集めだした頃、当然、相当数のマイクスタンドも購入する必要に迫られ、
迷うことなくオイラは TAMAMS905 を購入した。

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このマイクスタンド、当時は池袋サンシャインシティで開催されていた楽器フェアで目撃し、
K&Mとは比較にならない、ガッシリとした質実剛健な造りに一発で魅了され、
将来、自分がマイクスタンドを買うときは絶対これを買う! と心に決めていたワケだ。

当時の実売価格で1万円強/本と、当時の他社ブランドと比べてもかなり割高な商品だったが、
実際に15年使ってきて、たしかにそれだけの価値はあったと実感する。

しかし、流石に15年も使っていると若干の故障も生じてくる。
現在所有している8本のうち、2本にネジ部分の不具合が生じて使用不能になっているので、
近々メンテに出す予定であるが、実はこの型番(MS905)はすでに廃盤のため、
新たに補充することができない!

もちろん後継機種のTAMA MS200シリーズもヒジョーにしっかりとした造りで、
さらに価格も格段に安いので、そちらに買い換えていこーかなーと言う気もするが、
あと5年くらいはMS950にがんばってもらいたい、と思う今日この頃でした。


ところで、アマチュアミュージシャンのライブを見ていて気がついたことがある。

マイ・マイクを持参してくるヤツは珍しくないが、
マイ・マイクスタンドを持参してくるヤツはほとんどいない。

コスチューム、ギターの持ち方等のビジュアルに気を使っているヤツは多いが、
ステージオブジェクトとしてのマイクスタンドの活用まで気を使っているヤツはほとんどいない。

一方、プロミュージシャンに目をやると、マイクスタンドにこだわりを持ったレジェンドが少なくない。

古くはジェームス・ブラウンの丸底ストレートマイクスタンドを利用したステージアクション、

ご存知フレディ・マーキュリーのスタンド上腕部のみを使った独特な立ち居振る舞い、

ロッド・スチュワート世良公則の派手なボーカルパフォーマンス、

ある意味でトレードマークとなっている矢沢永吉スティーブン・タイラーのデコレーションスタンド、

吉田拓郎山下達郎が使用している独特のカーヴを持った特殊スタンド、等等。

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意外にもこの辺を真似しているアマチュアを目にすることは皆無なので、
今後、個性を出そうとしている方にとっては、けっこうオイシイ目の付け所だと思いますぞ。

ご一考あれ。




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   日時 : 3月14日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ BOLE (エレガントロック)
        20時15分~ 空想実験科学館 (Acoustic In Rock)
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