教室嫌い

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オイラは生まれつき 「他人から何かを手取り足取り教わる」 ことが苦手だ。
なのでオンガク関連の知識や技術のほとんどは独学の自己流だったり、
先輩たちの技術を見て、聴いて、自分で試して身につけた門前の小僧と言うのがほとんどだったりする。

ましてや、「ボーカルレッスンに通う」 なんつー発想は、生来一度たりとも考えたことがない。
別に明確な理由があるワケではなく、なんとなく 「そんなのロックじゃない」 と思えてしまうからだ。

そんなオイラが、唯一、通ったことがある 「教室」 が、
かつて静岡市にあった楽器店 「パークサイド」 での 「JAZZギター教室」だった。
今から22年前(23歳頃)、今は亡き土屋さんに3~4ヶ月間ほどの短期間ではあったが、
コード、スケール、リハーモナイズなどの理論を教えていただいた。

当初は 「JAZZギター」 全般に関して技術を得たいと思っていたが、
マンツーマンの教室であるのよいことに、わからないことを質問しまくっているうちに、
結果的にギター奏法に関する練習はどっかに行ってしまい、理論が中心の教室となっちまった。

そのとき教えてもらった理論はまさに目からウロコの知識の山で、
後の自分のオンガク活動において、何物にも変えがたい財産となっている。

先日、昔から捨てるに捨てられない古本の山を整理していたら、
昨日ブログった 「ベストサウンド」 のテキスト本を発見し、
さらにその本の中の 「ギターコードダイアグラム」 のページに、
前述のパークサイド土屋さんが、当時、直筆で書いてくれたギター教室の資料の数々を発見し、
本日の回顧録と相成りやした。

あれから22年、その間にオイラが通った 「教室」 と言えば、
ウインドサーフィンのビギナー向けスクールくらいのものか。

恐らく今後もオイラが 「ナントカ教室」 の類いに通うことはまずないと思うので、
そういった意味でも、あのときの 「教え」 はヒジョーに貴重だったと述懐する。

ただ、教室に通いはいしたが、あの時も今も、自分のオンガクに対するスピリットは変わっていない。

「ロック」 とは音楽のジャンルではなく 「生き方」 を表す言葉であり、
それは他人から教えられるものではなく、自分で探し出すものである。

小手先だけのギター奏法を身に付けたとしても、
そんな音楽を 「ロック」 とは認めねーよ、オレは。




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