史上最大の再結成

つ、ついに、かのレッド・ツェッペリンが再結成を果たしたそうな。


ワーナーミュージックライフのスタッフブログ(2007年12月11日)より転載

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レッド・ツェッペリン、21世紀に完全復活!
文句なしの125分、全16曲、代表曲を惜しみなく網羅!
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レッド・ツェッペリンが19年ぶりに再結成することで話題になっていた
「アーメット・アーティガン追悼コンサート」 が10日、ロンドンのO2アリーナで行われた。
このコンサートはレッド・ツェッペリンも所属したアトランティック・レコードの創設者であり、
昨年12月に死去したアーティガン氏に縁のあるアーティストがチャリティのために集結したもの。

19時過ぎに始まったコンサートには、
フォリナー、ポール・ロジャース、ビル・ワイマン、パオロ・ヌティーニ等が参加。
セットチェンジの後、21時、
ジミー・ペイジロバート・プラントジョン・ポール・ジョーンズ、ジェイソン・ボーナム
の4人がステージへ現れる。

伝説が再び時を刻み始めた瞬間だ!

映画 『狂熱のライヴ』 の一コマがスクリーンに映し出され、
全世界が注目した4人のパフォーマンスは、
デビュー・アルバム 『レッド・ツェッペリン』 の1曲目に収録されている
グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』 で幕を開けた。

「今」 のコンサートらしく、ステージにはステージの横幅と同等の巨大スクリーンが聳え立ち、
音の迫力が増幅するようなCG映像が次々と映し出された。
つづいてブルージーなアレンジが印象的だった 『ランブル・オン』 を演奏した後、
3曲目には早くも 『ブラック・ドッグ』 を披露。
観客のテンションはもう最高潮に達し、
ロバート・プラントによるコーラス後の "ah-ah" は会場全員で大合唱。

ジェイソン・ボーナムの力強いドラムスも拍手喝采を集めた。

ロバート・プラントが、注目の第一声、

「こんばんは」

と発した後、『死にかけて』 を熱演する。 その後、

「アーメットのおかけで、こうしてジェイソンと共に、この日を迎えることができた」

と、ロバート・プラントは再結成の感謝の気持ちを表明した。
続いてロバート・プラントが、

「最近あまり聴いていない曲を演ろう」

と言って披露したのは 『フォー・ユア・ライフ』。
予ねてから話題になっていた、今回初めてライヴで演奏する楽曲であった。

つづいて、ジョン・ポール・ジョーンズがピアノに移動し、『トランプルド・アンダー・フット』 をプレイ。
ジェイソン・ボーナムのタイトでへヴィなドラムスが印象的だった 『俺の罪』、
『ノー・クォーター』 へとつづき、この時点で60分が経過した。

再び、ブルージーで壮大なヴァージョンの 『貴方を愛しつづけて』 、
『幻惑されて』を期待通りに演奏した後、ステージは一度真っ暗に・・・・。

やがてブルーのスポットがステージを照らすと、そこにはダブルネックを持ったジミー・ペイジが立っていた!
ジミー、約束どおり、ダブルネックを持ってくれてありがとう!
そして演奏したのはもちろん 『天国への階段』。
スタンディング・オベーションの2万人のテンションは再び最高潮に達し、ロバートは歌い終えると、

「アーメット、演ったよ!」

と敬意を表した。

その後、ほぼオリジナル・ヴァージョンのままで『永遠の詩』を聴かせた後、
ドラマー、ジェイソン・ボーナムをロバートは、

「彼は今夜、親父に追いついた」

と称え、『ミスティ・マウンテン・ホップ』 を披露。
そして、本編最後の曲は10分越えの 『カシミール』。

その後、喝采を浴びながらステージを後にした4人は、アンコールを求める観客の声援を受け、再びステージへ。

『胸いっぱいの愛を』を熱演、熱唱!

「アーメット、ありがとう。
アトランティック・レコードが地球上で最高のレコード会社だったことを忘れないよ」

と言い残し、再度ステージを降りた。

しかし!・・・・
さらなるアンコールを求める拍手は鳴り止まず、客電も点かない。
と、そこへ三度メンバーがステージへ。

最後は『ロックン・ロール』で、2万人の観衆が大合唱し、一夜限りのイベントは幕を閉じた。


■2007年12月10日、ロンドンO2アリーナ セットリスト

1. グッド・タイムズ・バッド・タイムズ
2. ランブル・オン
3. ブラック・ドッグ
4. 死にかけて
5. フォー・ユア・ライフ
6. トランプルド・アンダー・フット
7. 俺の罪
8. ノー・クォーター
9. 貴方を愛しつづけて
10. 幻惑されて
11. 天国への階段
12. 永遠の詩
13. ミスティ・マウンテン・ホップ
14. カシミール

アンコール①
15. 胸いっぱいの愛を

アンコール②
16. ロックン・ロール



・・・と言うことなんだそーです。

もちろん全盛期のパワーを期待するのは筋違いというモノだが、
ネット上の情報を見る限りイギリスのニュースメディアはこぞって大絶賛しているらしい。

それにしても・・・
ジミー・ペイジ 1944年生まれ 63歳
ロバート・プラント 1948年生まれ 59歳、
ジョン・ポール・ジョーンズ 1946年生まれ61歳
3人の平均年齢は61歳! (ジェイソン・ボーナムの年齢は確認できず)

いやー、還暦すぎてなお世界を震撼させるロック魂を維持し続けているとは、ただただゴイスの一言。

果たして日本にはZEPのような 「国民を震撼させる」 パワーを持った還暦過ぎの著名人はいるのだろうか?


ためしにWikipediaでその辺のところを調べてみますた。

▼1947年生まれ(60歳)のミュージシャン等
井上順、遠藤賢司小田和正加川良佐藤博瀬尾一三千昌夫ちあきなおみ寺尾聰
ビートたけし布施明細野晴臣、森進一、ツトム・ヤマシタ、吉川忠英

▼1946年生まれ(61歳)のミュージシャン等
岡林信康大谷和夫堺正章ジョー山中杉田二郎、中条きよし、萩田光雄藤岡弘、
美川憲一宮路オサム山内テツ吉田拓郎吉田保

▼1945年生まれ(62歳)のミュージシャン等
阿木燿子タモリ水前寺清子はしだのりひこ三木たかし山田パンダ

▼1944年生まれ(63歳)のミュージシャン等
石間秀機小椋佳亀渕友香子門真人チト河内山川啓介

▼1943年生まれ(64歳)のミュージシャンや大物タレント
荒木とよひさ加藤登紀子小室等たかしまあきひこ、尾藤イサオ


うーん、ど~でしょお~。
日本を震撼させるムーヴメントを巻き起こしてくれる 「老兵」 はいらっしゃるのでしょーか?

オイラ的には、ぜひタモリにあと一花咲かせてもらいたいと切に願いまする。

彼らに比べりゃあーオレなんざ、まだまだヒヨッコだなっす。

だからオイラだって負けちゃいられませぬ。
還暦過ぎてもぜってーロックし続けるぜいっ。

同世代のみなの衆、がんばりませう!




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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 12月定例やまぼうしライブ
   日時 : 12月14日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ 丸山研二郎 (ミラクル・アコギ・インスト)
        20時15分~ BLUES和也 (てぃーんず・ぶるーす)
    http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20071214yamaboushilive_flyer.bmp

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