Calling You Live ~魂~ レポート(PART-1)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

くどいようだすが去る9月16日(日)、Calling You Live ~魂~ は、
大入満員御礼のうちに終了することができますた。
お出でいただいたみなさんに心より感謝いたします。

さて、と書くことがたくさんありすぎてどこから手をつけてよいものやら。
何はともあれ、まずはこのライブを企画した経緯についてご説明いたすこととしよう。

今を去ること3年前の9月4日、何気に訪れたドリプラシーサイドライブにおいて、
オイラは偶然にも 「あやあね」 のデビューステージを目撃し、まさに度肝を抜かれちまった。

そのときの感想を一言で表せば 「なんじゃこりゃーッ!?(by 松田優作)」 に尽きる。

▼そのときのオイラの感想を綴った文書はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho/essay/ayaane.html


その後、数回にわたり彼女のライブを拝見したが、
その多くは喧騒の中の野外ステージだったり、PAが貧弱な喫茶店の片隅だったり、
そのパフォーマンスのクオリティの高さに対して、あまりにステージ環境が悪すぎると感じていた。

「もっと環境のいいところ・・・音響、照明がしっかりした会場であやあねのライブを見たいっ!」

と思い続けるうちに、

「だったら自分でそういう環境をセッティングしてやれいっ!」

と言う結論に至り、以来、2005年、2006年、そして2007年の9月に、
あやあねをメインに据えたライブを企画したと言う経緯でやる。


さらに、2006年5月の デザインフェスタ(東京・有明)」 において、
あやあね は映像を全面的に駆使したステージを披露してくれて、それを目撃したオイラは、
その映像美と言うか、ステージ映えのよさにヒジョーに触発され、
「オレだってライブに映像を取り入れることぐらい朝メシ前でいっ!」
と心の中でつぶやく一方、果たしてどのような準備をすれば映像を使ったライブを実現できるのか、
さっぱりわからず、そこからオイラの試行錯誤が始まった。


ヤフオクで格安プロジェクターをゲットし、
VJソフトやスライドショー作成ソフトの使い方をマスターし、
実際の投影結果やプロジェクタの設置条件やら必要な周辺機器等を研究するなど
独学で試行錯誤を重ねてノウハウを蓄積していった。

まあ、言ってみれば、あやあねの大ファンの一人として、
自分が 「こういう環境であやあねのライブを見たい!」 と思ったライブを自分でセッティングしてるだけの、
かな~り(と言うか100%)自己満足的な企画であります。

とは言え、このあやあねのライブパフォーマンスをベストの環境で見ていただければ、
たいていのお客さんは必ずインパクトを受けるはず!
と言う確信はもちろんありますた。

じゃあ、その 「ベストの環境」 とはどんな環境かと言うと、
まず、あやあねの場合、一般のライブハウスのようにお客さんが酒飲みながら、歓声を上げながら楽しむ、
と言うライブとは180度対極に位置する、「一瞬たりとも目が離せない」 と言うか、
出演者だけでなくお客さんにも緊張感を味わわせるような張り詰めた空気を必要とするので、
そこでオイラが考えたのが、「映画を見るような感覚のイベントにしよう」 と言うこと。

出演者を3組、合計2時間以内に終わらせようにしたのは、
それ以上だと、たぶん見ている側の緊張感が持続しないと思ったから。

さらに、照明と映像で視覚効果をできる限り取り入れ、
一般的なアマチュアのライブよりもショー的要素を高めたいと思った。


そしてもうひとつ重要なこと。

プロミュージシャンのライブを観に行くと、
開演前からすでにお客さんの空気が 「出来上がっている」 ことがよくわかる。

そりゃー、大枚はたいてわざわざライブに出掛けるくらいのファンが集まるワケだから、
今や遅しとお目当てのミュージシャンが登場するのを待つワクワク感が充満しているのは当然だ。

それに比べると、複数のアマチュアバンドが出演するライブイベントの開演前のダラダラ感はとても虚しい。
お客さんは決して多くないし、お目当てのバンド以外には声援を送らない。
ステージ上のミュージシャンがクライマックスを迎えているのに、携帯メールを打っているお客さんも散見される。

山下達郎曰く、コンサートを成功させる要素の80%以上はお客さんに委ねられている、とのこと。

さらに言えば、開演前の 「空気」 でそのイベントの成否のかなりの部分が決定されてしまう、
とオイラは考えている。

では、開演前にその 「空気」 を充満させるためにはどうすればいいのか?

そこでオイラが考えたのが 「前口上」「オープニングムービー」 の上映と言うアイディア。

ご来場いただいた方しかわからないと思うが、
開演直前に客電を落とし、お客さんたちの話し声が静まり、ステージに視線が注目する中で、
かな~り大風呂敷を広げた 「前口上」 をスライドショーっぽく上映したわけだっ。


音楽が人を感動させるのではない

音楽を表現する者の 「心」 が

聴く者の 「心」 を揺さぶることにより

感動を与えるのだ

その 「心」 と 「心」 のせめぎ合いを

こう呼びたい

「魂」 と



我ながらクサいコピーだな~とは思いつつ文案を作成しちまったが、
(実際、リハーサルでは出演者、スタッフ全員に爆笑されますた)
本番では、それ見ろ、何ひとつ笑いは起こらなかったじゃねーか! と一人悦に入るオレ。

続いて約90秒の短いオープニングムービーを上映し、
かなり意図的つーか、確信犯的にお客さんの中に 「緊張感」 と言う 「空気」 を充満させてみますた。

ハッキリ言ってこれは 「ワクワク感」 とはまた別の
「いったい何が始まるんだ?」 と言うキワモノ的なギミックに過ぎませんが、
それでも 「な、なんだ?」 ってな空気は作り出せたと自負しとります。


・・・とまあ、このような 「お膳立て」 を整えて、いよいよこの日の主役である
3人のミュージシャンに下駄を預けるワケでありやす。

(To be continued)




■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ ドリプラシーサイドライブに出演します
   日時 : 9月29日(土)時間未定ですが14時~17時の間と思われ
   会場 : 清水エスパルスドリームプラザ・シーサイドデッキ
   料金 : 無料
   出演 : 未定
    ※ 約4ヶ月ぶりにライブ出演させていただきますっ!
      詳細がわかり次第、改めてインフォします。

  ▼ 10月定例やまぼうしライブ
   日時 : 10月12日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ Youki (ダークサイド・アンニュイ)
        20時15分~ あぶう (骨太ロック魂)
    http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20070914yamaboushilive_flyer.bmp

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■