これぞ初期センチの集大成! ハイウェイ・ソング

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もうちょい引っ張るセンチネタ。

当ブログにお越しのみなさんにとって 「センチメンタル・シティ・ロマンス」
恐らく 「バンド名は知ってるけど1曲も聴いたことがない」 方が大半だと思うので、
本日は彼らの代表曲の中でもオイラの大好きなこの1曲をご紹介することといたしませう。

その曲とは、サードアルバム 「City Magic」 のA面1曲目に収録されている
「ハイウェイ・ソング」 でござい。

ライブでは必ずと言っていいほど演奏される曲で、
彼らの演奏技術の高さを証明する、難易度の高い1曲だと思っとります。
(先日の名古屋ライブでもアンコール前に演奏されてますた)


それでは稚拙ながら曲解説など。

曲のシークエンスはこんなカンジ。
イントロ → Aメロ → サビ → 間奏 → Aメロ → サビ → ギターソロ →
Aメロ → サビ → エンディング(前半)→ エンディング(後半)

わざわざエンディング部分を 「前半」 と 「後半」 に分けて表記したのにはもちろん理由がある。

全体的なグルーヴはスウィング感ゼロ(?)の絵に描いたようなタテノリ8ビートであるが、
イントロから始まる基本ドラムパターンが一風変わっていたり、
サビの部分では一転してメロウ感漂うグルーヴに変化したり、
ギターソロパートの後半ではキメフレーズを連発させたり、
極めつけは開放弦を多用した中野督夫ギターソロが荒れ狂うエンディングで、
前半はイントロと同じ8ビートだったものが
後半からはカントリー感満点のツービートグルーヴに変化し、
大盛り上がりのまま16分の駆け上がりフレーズでピタッと終了する。

いやー、ライブでこんなモノを目の前で見せられた日にゃー、アンタ、脳卒中モノですぜ。


コード進行もちょっち変わっていて、少なくともオイラの守備範囲からは逸脱している。

Key=Gなのに、F・B♭・E♭などのフラット系コード(?)が多用され、
一方、テンションやらセカンダリドミナントモーションやらのオシャレ系コード(?)は影も形もない。

こういった芸風がいわゆる 「カントリーロック」 の典型なのかは定かでないが、
メジャーセブンス系コード進行が身に付いている身体にはけっこう新鮮味溢れる造りとなっとります。


とにもかくにも、センチの「バンド」としての技量を知るにはうってつけのナンバーだと思われ。
腕に自信のあるアマチュアバンドには、ぜひ完コピに挑戦して欲しいものだす。
(そんときゃー、オイラにPAをやらせて欲すいズラ)


それではライブバージョンの 「ハイウェイ・ソング」 を堪能しておくんなせ。

よすなに。


ハイウェイ・ソング

いくつもの街に置手紙を 気まぐれなおまえにサヨナラ GOOD-BYE
朝焼けの道へアクセルふかし 明けの空は背中を流れ答える 
また会える日まで あばよ GOOD-BYE

木漏れ日に揺れる田舎道 踏み出すリズム アスファルトん中
おまえに届け力強く 空を翔る陽射しに飛び乗る
また会える日まで あばよ BYE BYE GOOD-BYE
Wow 回り道抜け Wow まっしぐら ハイウェイ・ソング

一日が終わる日暮れの中で 通り過ぎるおまえに言った
抱きすくめられたこの道に 手の平かざして明日が見えるかい
また会える日まで あばよ BYE BYE GOOD-BYE
Wow 回り道抜け Wow まっしぐら ハイウェイ・ソング
Wow 回り道続く Wow まっしぐら ハイウェイ・ソング






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   日時 : 8月10日(金)19時30分~21時00分
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   出演 : 19時30分~ (未定)
        20時15分~ Unity Voices(ゴスペルクワイア)

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