「青葉ミュージックフェスティバル」レポート(その2)
それはライブが始まって最初のバンドのステージから少しずつ症状が発生してきた。
メインスピーカーの音が 瞬間的(0.5秒くらい)に途切れるのだ。
「ん?」 とは思うものの、あまりに瞬間的な症状だっただけに原因を特定することもできず、
そのまま放置プレイ・・・いや、そのまんま東・・・でもない、そのまま様子見ながらPAを続ける。
するとまた同じ症状が起こる。今度は少し途切れる時間が長い(1秒くらい)。
しかしまたしても原因を特定するには至らない。
ただ、考えられる原因としては、
パワーアンプの不良、グライコの不良、そしてミキサーの不良、の三者択一である。
いつもこの手のトラブルの要因は 「電源」 と相場が決まっているが、今回に限っては考えられない。
そーゆーワケで、今度はアンプとグライコのインプットメーターに注意を払っていると、
また音が途切れる症状が発生。 アンプとグライコのメーターが触れていない。
つまり、そこまで信号が届いていない。 と言うことは 「ミキサーの不調」 と見なされる。
そーいやー、昨年の4月にも似たような症状が出たなー。
(こちらを参照あれ→http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/33888701.html)
と言っても、その時はミキサーの不調であることはわかったものの、
なぜミキサーが不調になったかはわからずじまいで、
その後はなにごともなかったかのように、まったく問題なく使用できていた。
うーぬ、約15ヶ月ぶりにミキサーの不調が発生しちまったのか? でもその原因は何だ?
今度はヘッドフォンをつけたまま、マスターアウトの音をモニターしていると、突然 「ガリ」 が聴こえる。
説明するまでもなく、「ガリ」 ってのは接触不良等によって発生する 「ガリガリ」 と言うノイズである。
しかし、それはあくまでアナログ接続によるアナログ機器での話。
入力インプットの端子を触ってもいなければ、ミキサーのフェーダーにも触れていない状態で、
D/Aコンバーター直前のマスターアウト(デジタル制御部分)にガリなど乗るはずがない。
よく聞くと、いわゆる 「ガリ」 の音ではなく、別の類いのノイズのように思えてきた。
そう、同期が取れていないデジタル機器をデジタル接続した時のノイズに似ているような気がする。
そしてそのガリガリノイズがさらにひどくなり、再び音が途切れる。
今度は5~10秒くらいか。 だんだんと音が途切れる時間が長くなっていくようだ。
ちなみにミキサーのマスターアウトのメーターはちゃんと触れているのに、
ヘッドフォンモニターの音とメインアウトの音だけが途切れている。
これらのことから、デジタルミキサーの出口(D/Aコンバーター箇所)の不調が疑われたワケだが、
ハッキリ言って、現場でPAオペレーターが修理できるようなレベルのパーツではない。
今、すぐに対処できることと言えば 「デジタルミキサーの再起動」 くらいしか手段はない。
と言うワケで、バンド入れ替えの隙を狙って再起動を試みるも、状態は改善されず。
もぉー、どーしよーもねーなー、と思っていたそのとき、
今度は、どこかのビルの中で使っていると思われるワイヤレスマイクの音がメインスピーカーから聴こえてきた。
え?、MCのワイヤレスマイクはオフにしてあるのに、どこのワイヤレスの音を拾っているのか?
そこで主催者グループの一人がこう呟いた。
「そう言えば模擬試験会場でワイヤレスマイク使ってましたよ。」
そーか、そこの会場のワイヤレスとこちらのMC用ワイレスの使用周波数帯が混線していたのか、と思うと同時に、ふとこんな考えが脳裏をよぎった。
もしかして、この混線がデジミキ内部のどこかのパーツに悪影響を及ぼしたのか?
そう仮定すれば、模擬試験の始まる前の注意説明に少しだけワイヤレスを使用し、
模擬試験中は使用しない、そして休憩時間や試験終了後の講評のときは頻繁に使用する、
その使用時間に伴ってデジミキの不調が発生した、と言う 「時間的な辻褄」 は合う。
だが、ワイヤレスの微弱電波が電子機器のパーツに影響を及ぼすなんて話は聞いたことがない。
また、オイラ自身、これまで何度となくワイヤレスは使っているが、このような事態に陥った経験も皆無である。
やはり他の外的要因によるものだろうか?
それとも単にデジミキが故障しただけなのか?
とにもかくにもこのままではイベントを円滑に継続できない事態となったため、
やむなく予備ミキサー(もちろんアナログミキサー)に交換することとした。
予備ミキサーは、パワードモデルの 「ヤマハEMX200」 のミキサー部のみを使用し、
その後は、先ほどのトラブルが嘘のように順調に音が鳴る。
終わってみれば、前回同様、原因はわからずじまい。
うーん、これは一度メーカーにメンテに出した方がいいかもしれない。
でもいくらくらい請求されるのか?
もしも5万円とか取られるくらいなら、
いっそのこと、おニューのデジミキを導入した方が得策・・・かな?
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 : 7月13日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
対戦 : やまぼうしアコースティック級王座決定戦 90分二本勝負
塩倉亮治(Tide & Wave 所属)vs 丸山研二郎(創作処所属)
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メインスピーカーの音が 瞬間的(0.5秒くらい)に途切れるのだ。
「ん?」 とは思うものの、あまりに瞬間的な症状だっただけに原因を特定することもできず、
そのまま放置プレイ・・・いや、そのまんま東・・・でもない、そのまま様子見ながらPAを続ける。
するとまた同じ症状が起こる。今度は少し途切れる時間が長い(1秒くらい)。
しかしまたしても原因を特定するには至らない。
ただ、考えられる原因としては、
パワーアンプの不良、グライコの不良、そしてミキサーの不良、の三者択一である。
いつもこの手のトラブルの要因は 「電源」 と相場が決まっているが、今回に限っては考えられない。
そーゆーワケで、今度はアンプとグライコのインプットメーターに注意を払っていると、
また音が途切れる症状が発生。 アンプとグライコのメーターが触れていない。
つまり、そこまで信号が届いていない。 と言うことは 「ミキサーの不調」 と見なされる。
そーいやー、昨年の4月にも似たような症状が出たなー。
(こちらを参照あれ→http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/33888701.html)
と言っても、その時はミキサーの不調であることはわかったものの、
なぜミキサーが不調になったかはわからずじまいで、
その後はなにごともなかったかのように、まったく問題なく使用できていた。
うーぬ、約15ヶ月ぶりにミキサーの不調が発生しちまったのか? でもその原因は何だ?
今度はヘッドフォンをつけたまま、マスターアウトの音をモニターしていると、突然 「ガリ」 が聴こえる。
説明するまでもなく、「ガリ」 ってのは接触不良等によって発生する 「ガリガリ」 と言うノイズである。
しかし、それはあくまでアナログ接続によるアナログ機器での話。
入力インプットの端子を触ってもいなければ、ミキサーのフェーダーにも触れていない状態で、
D/Aコンバーター直前のマスターアウト(デジタル制御部分)にガリなど乗るはずがない。
よく聞くと、いわゆる 「ガリ」 の音ではなく、別の類いのノイズのように思えてきた。
そう、同期が取れていないデジタル機器をデジタル接続した時のノイズに似ているような気がする。
そしてそのガリガリノイズがさらにひどくなり、再び音が途切れる。
今度は5~10秒くらいか。 だんだんと音が途切れる時間が長くなっていくようだ。
ちなみにミキサーのマスターアウトのメーターはちゃんと触れているのに、
ヘッドフォンモニターの音とメインアウトの音だけが途切れている。
これらのことから、デジタルミキサーの出口(D/Aコンバーター箇所)の不調が疑われたワケだが、
ハッキリ言って、現場でPAオペレーターが修理できるようなレベルのパーツではない。
今、すぐに対処できることと言えば 「デジタルミキサーの再起動」 くらいしか手段はない。
と言うワケで、バンド入れ替えの隙を狙って再起動を試みるも、状態は改善されず。
もぉー、どーしよーもねーなー、と思っていたそのとき、
今度は、どこかのビルの中で使っていると思われるワイヤレスマイクの音がメインスピーカーから聴こえてきた。
え?、MCのワイヤレスマイクはオフにしてあるのに、どこのワイヤレスの音を拾っているのか?
そこで主催者グループの一人がこう呟いた。
「そう言えば模擬試験会場でワイヤレスマイク使ってましたよ。」
そーか、そこの会場のワイヤレスとこちらのMC用ワイレスの使用周波数帯が混線していたのか、と思うと同時に、ふとこんな考えが脳裏をよぎった。
もしかして、この混線がデジミキ内部のどこかのパーツに悪影響を及ぼしたのか?
そう仮定すれば、模擬試験の始まる前の注意説明に少しだけワイヤレスを使用し、
模擬試験中は使用しない、そして休憩時間や試験終了後の講評のときは頻繁に使用する、
その使用時間に伴ってデジミキの不調が発生した、と言う 「時間的な辻褄」 は合う。
だが、ワイヤレスの微弱電波が電子機器のパーツに影響を及ぼすなんて話は聞いたことがない。
また、オイラ自身、これまで何度となくワイヤレスは使っているが、このような事態に陥った経験も皆無である。
やはり他の外的要因によるものだろうか?
それとも単にデジミキが故障しただけなのか?
とにもかくにもこのままではイベントを円滑に継続できない事態となったため、
やむなく予備ミキサー(もちろんアナログミキサー)に交換することとした。
予備ミキサーは、パワードモデルの 「ヤマハEMX200」 のミキサー部のみを使用し、
その後は、先ほどのトラブルが嘘のように順調に音が鳴る。
終わってみれば、前回同様、原因はわからずじまい。
うーん、これは一度メーカーにメンテに出した方がいいかもしれない。
でもいくらくらい請求されるのか?
もしも5万円とか取られるくらいなら、
いっそのこと、おニューのデジミキを導入した方が得策・・・かな?
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 : 7月13日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
対戦 : やまぼうしアコースティック級王座決定戦 90分二本勝負
塩倉亮治(Tide & Wave 所属)vs 丸山研二郎(創作処所属)
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