カセット8トラMTRの限界に挑んだ名機・・・TASCAM 688
ヤフオクに TASCAM688 が出品されとります。
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n56203404
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u12791532
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w7361802
・・・って、けっこう頻繁に登場するのでそう珍しい話題でもねえんですが。
ただ、当時の新品定価が35万円、オイラが10年くらい前に中古でゲットした時の価格が3万5千円、
そして今回ヤフオクで出品されたオークションの現在価格が千円~3千4百円、と、
確実にひとケタずつ価格(と言うか値打ち?)が下落してるのがなんともノスタルジックだったので(そうか?)、
なんとなくブログネタにしちまいやした。
オイラは本機の先代、と言うかデッキ部分の単体MTRである 「238」 を長年愛用し、
その 「238」 のモーター箇所の調子が悪くなった頃、
タイミングよく 「688」 の中古情報を入手したため購入した、と言う経緯がある。
だが、「688」 の購入と時をほぼ同じくして録音環境をDAWへ移行していったので、
正直なところ、あまり 「688」 は活用していない。
恐らく今後も活用する機会はないだろうと思っていた。
そんな矢先、半年くらい前だったか、
とあるレコーディング関連の掲示板でこの 「688」 の話題が上がり、
ちょっとだけ血が騒いでしまった。
ちなみにその掲示板では、「688」 をMTRとしての性能ではなく、
レコーディングミキサーとしての性能を評価する意見が多かったように記憶している。
と言うワケで、本機の仕様を紹介する順序が逆になってしまったが、
「688」 は当時、TASCAMが発売していた8トラカセットMTR 「238」 と
10chレコーディングミキサーを合体させた、当時の宅録用機材のフラッグシップモデルである。
ミキサー部分は、外部入力10ch、8グループ(グループ出力がMTRのトラックナンバーに対応)、
8テープリターン、と言った構造で、なんと言っても液晶表示のルーティング機能が特徴的。
このルーティング機能(液晶画面)こそが本機最大の 「売り」 であり、
前述の掲示板でもこの機能を絶賛する書き込みが目立っていた。
オイラも取説(英語!)と格闘しながら本機をいぢくったモンだが、
たしかに論理的と言うか、とても理にかなった画面表示だな~と感心した覚えがある。
だが手前味噌ながら、このルーティング画面はあまりに複雑怪奇すぎて
レコーディングミキサーのセオリーを十分に理解していない者には、ハッキリ言って使いこなせない!
逆説的に言えば、本機のルーティング画面を使いこなせれば、
本格的なレコーディングミキサーを使うときにもその知識の応用が生かされる、と言うことである。
で、またまた先の掲示板の話題に戻るが、
そのような 「レコーディング教材」(!)として活用するなら、今でも本機は十分に価値がある、
との書き込みにオイラは一人でバカウケ(死語)しちまった、と言うオチだったりする。
いやいや、ミキサーだけでなくMTRとしての機能も必要十分な性能だったと思いますよ~、オイラは。
ちなみにオイラ、この 「688」 をゲットしたときは、
コイツを持ち歩いて出張録音の用途に使ってやろうと目論んでいたのだが、
結局、その目的を果たしたのは1回こっきりに終わってしまった(涙)
▼さらにちなみに、その出張録音したときのサンプルテイクはこちら。
http://www.geocities.jp/garage_miho/songs/20070531getbacks_01.mp3
このときは 「688」 をゲットして間もない時期だったので、
本機をレコーディング場所(バンドメンバーの自宅!)に持ち込んだものの、
例のルーティング画面に悪戦苦闘しながら、メンバーをヤキモキさせながらオペレートした苦い経験が蘇る。
でも、このときフルに脳細胞を活用して本機を理解しようと集中したおかげで(?)、
短期間で機能を把握することができたとも言えるかな?
付け加えるなら、先日のスンプフォーの出張レコーディング同様、
この 「688」 による出張録音のときもすべてライン録音でごじぇえました。
(ドラムもヤマハのエレドラを使用したっけな~)
蛇足ながら、このとき演奏者にヘッドフォンでモニターを返すことに苦慮した経験から、
後年、キューボックスを購入する決意を固めたのであった。
まあ、そんなワケで個人的には思い出深いレコーディングギアのひとつでありやす。
さすがにデカくて重い機材なので気軽にオススメできるモノではないが、
二番煎じながら、 「教材」 としての価値は十分あるとオイラも思いますぞ。
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 6月定例やまぼうしライブ
日時 : 6月8日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19:30~ BLUES和也(イカサマロック)
20:15~ Blazing Note(アカペラコーラス)
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n56203404
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u12791532
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w7361802
・・・って、けっこう頻繁に登場するのでそう珍しい話題でもねえんですが。
ただ、当時の新品定価が35万円、オイラが10年くらい前に中古でゲットした時の価格が3万5千円、
そして今回ヤフオクで出品されたオークションの現在価格が千円~3千4百円、と、
確実にひとケタずつ価格(と言うか値打ち?)が下落してるのがなんともノスタルジックだったので(そうか?)、
なんとなくブログネタにしちまいやした。
オイラは本機の先代、と言うかデッキ部分の単体MTRである 「238」 を長年愛用し、
その 「238」 のモーター箇所の調子が悪くなった頃、
タイミングよく 「688」 の中古情報を入手したため購入した、と言う経緯がある。
だが、「688」 の購入と時をほぼ同じくして録音環境をDAWへ移行していったので、
正直なところ、あまり 「688」 は活用していない。
恐らく今後も活用する機会はないだろうと思っていた。
そんな矢先、半年くらい前だったか、
とあるレコーディング関連の掲示板でこの 「688」 の話題が上がり、
ちょっとだけ血が騒いでしまった。
ちなみにその掲示板では、「688」 をMTRとしての性能ではなく、
レコーディングミキサーとしての性能を評価する意見が多かったように記憶している。
と言うワケで、本機の仕様を紹介する順序が逆になってしまったが、
「688」 は当時、TASCAMが発売していた8トラカセットMTR 「238」 と
10chレコーディングミキサーを合体させた、当時の宅録用機材のフラッグシップモデルである。
ミキサー部分は、外部入力10ch、8グループ(グループ出力がMTRのトラックナンバーに対応)、
8テープリターン、と言った構造で、なんと言っても液晶表示のルーティング機能が特徴的。
このルーティング機能(液晶画面)こそが本機最大の 「売り」 であり、
前述の掲示板でもこの機能を絶賛する書き込みが目立っていた。
オイラも取説(英語!)と格闘しながら本機をいぢくったモンだが、
たしかに論理的と言うか、とても理にかなった画面表示だな~と感心した覚えがある。
だが手前味噌ながら、このルーティング画面はあまりに複雑怪奇すぎて
レコーディングミキサーのセオリーを十分に理解していない者には、ハッキリ言って使いこなせない!
逆説的に言えば、本機のルーティング画面を使いこなせれば、
本格的なレコーディングミキサーを使うときにもその知識の応用が生かされる、と言うことである。
で、またまた先の掲示板の話題に戻るが、
そのような 「レコーディング教材」(!)として活用するなら、今でも本機は十分に価値がある、
との書き込みにオイラは一人でバカウケ(死語)しちまった、と言うオチだったりする。
いやいや、ミキサーだけでなくMTRとしての機能も必要十分な性能だったと思いますよ~、オイラは。
ちなみにオイラ、この 「688」 をゲットしたときは、
コイツを持ち歩いて出張録音の用途に使ってやろうと目論んでいたのだが、
結局、その目的を果たしたのは1回こっきりに終わってしまった(涙)
▼さらにちなみに、その出張録音したときのサンプルテイクはこちら。
http://www.geocities.jp/garage_miho/songs/20070531getbacks_01.mp3
このときは 「688」 をゲットして間もない時期だったので、
本機をレコーディング場所(バンドメンバーの自宅!)に持ち込んだものの、
例のルーティング画面に悪戦苦闘しながら、メンバーをヤキモキさせながらオペレートした苦い経験が蘇る。
でも、このときフルに脳細胞を活用して本機を理解しようと集中したおかげで(?)、
短期間で機能を把握することができたとも言えるかな?
付け加えるなら、先日のスンプフォーの出張レコーディング同様、
この 「688」 による出張録音のときもすべてライン録音でごじぇえました。
(ドラムもヤマハのエレドラを使用したっけな~)
蛇足ながら、このとき演奏者にヘッドフォンでモニターを返すことに苦慮した経験から、
後年、キューボックスを購入する決意を固めたのであった。
まあ、そんなワケで個人的には思い出深いレコーディングギアのひとつでありやす。
さすがにデカくて重い機材なので気軽にオススメできるモノではないが、
二番煎じながら、 「教材」 としての価値は十分あるとオイラも思いますぞ。
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 6月定例やまぼうしライブ
日時 : 6月8日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19:30~ BLUES和也(イカサマロック)
20:15~ Blazing Note(アカペラコーラス)
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■