シミフェスNO.4 レポート(その9)

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昨日に引き続き、2日目のステージの模様をお届けする第2弾!


15.横前恭子 with 望月美保子・河本光映

 通称 ミドリちゃん こと 横前恭子 さんとオイラとは十ン年ぶりの再会と相成った。
 実はチャオくぼたとミドリちゃんは、
 チャオがS大学フォークソング研究会の部長だった頃の先輩・後輩の間柄であり、
 さらにオイラは当時S大学には某PA屋のアルバイトとして出入りしており、
 その頃の学生さんたちとはヒジョーに懇意にしていただいたワケだ。
 恐らくS大学関連のライブPAでは20~30回以上関わらせていただいたと思う。

 また、オイラとチャオが在籍していた アーバン・ギア の自主制作CDにも
 ミドリちゃんはゲストボーカルとして参加していて、
 とても20歳そこそことは思えぬ熟成したボーカリゼーションを披露してくれやした。
 (後日、音源をご紹介することとしよう。ぼそっ)

 その後、ミドリちゃんが大学卒業後はパッタリ音信不通となってしまったものの、
 風のウワサで東京を中心にJAZZボーカリストとして活躍していると伝え聞き、
 何気に本名の 横前恭子 でネット検索してみたら、ぬわんとヒットしてしまった!

 早速メールしてみたらたしかにご本人!
 いやー、昔の知人が音楽で生計を立てていることに感銘を受けますた。
 ちなみにこれが1年前の話。

 それから約10ヵ月後、今度はチャオがダメモトでシミフェスへの出演を打診したところ、
 ミドリちゃんがそれを快諾してくれたため、今回の出演と相成ったのであった。
 いやー、懐かしいと同時にヒジョーに感慨深いものがありまする。
 音楽を続けていれば、たとえ10年、20年ぶりの再会であっても、
 瞬く間に「あの頃」に戻れることを実感いたしましたとさ。

 あまりに思い入れが強すぎて、いささかイントロが長くなっちまったが、
 約十ン年ぶりに聴くその歌声、ステージングは、さすがプロ!と唸らせる素ン晴らしい内容だった。
 ちなみにこの日、ミドリちゃんと共演していただいた、
 望月美保子(pf)、河本光映(per)のお二人もまた地元のプロミュージシャンであり、
 とてもこの日が初顔合わせとは思えぬ息のあったパフォーマンスを披露してくれやした。

 しかも3人そろって練習したのは本番直前の約1時間だけで、
 河本さんに至っては事前にスコアも送っておらず、
 正真正銘の1時間のリハのみで、あのグルーヴを奏でてくれたのだ。

 うーぬ、いかにインプロヴィゼーションが売りのJAZZとは言え、
 プロの実力のゴイスさを見せつけられました。

 ちなみにこの日の曲目の中では、オイラ的にもお客さん的にも、
 ルパン三世 のテーマにビビビときた人が多いようだった。

 ぜひまた聴きたいっ! できれば東京のJAZZバーにも行ってみたいっ!
 と強く心に感じたましたとさ。


16.Myst.

 シミフェス最多出場回数を誇るサムライ系ろっく楽団。
 実はセッティングの際、ちょっとしたMTRのマシントラブルがあったのだが、
 そこは伊達に全国津々浦々でライブを行っているワケではなく、
 「小さいことをグチャグチャ言うな!」ばりにトラブルシューティングしてしまった決断力は流石でござった。

 例によって、絶妙な口上を絡めながら進行するステージシークエンス、
 抜群のボーカル歌唱力、正確無比なギターカッティング、超パワフルドラミング、
 と、文句のつけようのない素晴らしいライブを披露してくれやした。

 そして、何よりも驚いたのが、全員ヘッドフォン、イアフォンを着用していないにも関わらず、
 ノークリックのバックトラックのイントロにピタリと揃うタイミングの取り方がすげー。

 聴けば、「そりゃーもう、ン年もライブを演ってるから身体がタイミングを覚えますよ」とのことだが、
 いえいえ、フツーのミュージシャンにそんな芸当はできませんぜよ。

 彼らもまたプロの技術を併せ持った実力派インディーズなのだ。


17.MATRIX

 シミフェスには初参加ながら、静岡のアカペラ系イベントには馴染みの深いMATRIX。
 5人からなる渋~いオジサマ系コーラス & ドリフ系オヤジギャグをこれでもかとカマしてくれますた。
 ハッキリ言って、オイラ同様のアンチビジュアル系のメタボリックミュージシャン(?)ながら、
 音楽は見てくれぢゃねーよ、音楽が好きだと言うハートが大事なのさ!
 ってなメッセージを強く受け止めさせていただきやした・・・って感じたのはオレだけか?

 なんか親近感を感じて目茶苦茶のことを書いて申し訳ねえっすが、
 これもまた、ひとつの「愛(注)」と言うことで、大目に見てちょんまげ。
 (注:くれぐれもオイラにはそっち系の趣味はありませんので誤解なきように)


18.RUBBER FUNK

 シミフェスNO.4のトリを飾るのはファンクな9名のメンバーからなる大所帯バンド。
 今回出演したバンドの中でもっとも使用チャンネル数の多いバンドでもあった。

 NO.3に出演したヴァルキリーがP-FUNK系なのに対し、
 こちらの方はJB系のレアグルーヴを感じさせてくれますた。

 そんなグルーヴの要をなしているのが、よっちゃん(D)とみゆきさん(B)の強力リズム隊。

 よっちゃんさんは20年前からソウル・ファンクバンドでブイブイ言わせていたベテランドラマーで、
 当時、静岡ではちょいと知られていたアマチュアバンド 「ショッカー」 のメンバーとしても有名なのだ。

 トリのバンドにはお約束(?)のアンコールにもしっかり応えてくれますた。
 ぬわんとシメの曲はオイラ世代には懐かしい 「ザッツ・ザ・ウェイ」 ではないか!
 やっぱり、ディスコ・ソウル・ファンクはヨイなあ~、と思った一瞬であったとさ。



と言うワケで、長々と綴ってきたシミフェスNO.4レポートも明日でいよいよ最終回。
酒池肉林の宴となった2日目の打ち上げ模様をお届けすることといたそう。

心して待たれいっ。


(TO BE CONTINUED)




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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 5月定例やまぼうしライブ
   日時 : 5月11日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19:30~ 伽藍座長(一人芝居)
        20:15~ 竹田キミヒコ(ギター弾き語り)

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