ナパオン強し!

日曜日の夜に録画してあった UFC70 をビデオ観戦した。
注目のメインエベントはこの日がUFC参戦2試合目となる ミルコ と、
未だUFCで負けナシを続ける柔術ガブリエル“ナパオン”ゴンザーガ の一戦。

この試合に勝ては、次戦ではクートゥアとのヘビー級タイトルマッチが約束されているだけに、
ミルコにとっては「通過点」に過ぎない試合。
・・・のはずだったのに、結果はみなさんご存知のとーり1R4分51秒にKO負け!

しかもグラップラーであるナパオンが、ストライカーのミルコに ハイキック で止めを刺す、
と言う、ミルコにとっては格闘技人生史上最大の屈辱を味わう結果となってしまった。

この試合を見て誰しもがフラッシュバックしたのは、あの悪夢のケビン・ランデルマン戦であっただろうが
あの時はミルコ本人も 慢心 が敗因であったと認めているだけに、
それ以降はたとえどんなに格下の対戦相手であっても手を抜くことなく試合に臨んできた。
ゆえに、決して侮れない今回の対戦相手との試合にも真剣に臨んでいたはず。

しかし、フタを開けてみればミルコは手も足も出ずに完敗。
ハッキリ言って、次回、再戦してもまったく勝ち目が薄い実力差を見せ付けられてしまった!

と言うことは、ミルコが敵を侮っていたのでも、実力が低下していたのでもなく、
ナパオンが目茶苦茶強い! と言うことなのだろう。

WOWOWのテレビ解説を務めていた 高阪剛 曰く、
PRIDEでは禁じ手だが、UFCでは認められている、
「肘攻撃」への対処法が不完全だったことが主な敗因ではないか? とのこと。

たしかに納得。
しかし、たとえPRIDEルールだったとしてもミルコは勝てなかったのではないか?
ともすれば、次回のヘビー級選手権でナパオンは鉄人クートゥアにも勝ってしまうのでは?

そんな風にも思える、戦慄の一戦でありやした。


それにしても今回(UFC70)の会場となった、
イギリスはマンチェスターイブニング・ニュース・アリーナ の盛り上がりはどーよ!?
ほとんど さいたまスーパーアリーナ と変わらぬ熱気に充満しているではないか!

客電が消える、リングアナウンサーにスポットが当たる、選手の入場テーマ曲が鳴り響く、
選手が花道に登場する、歓声が鳴り響く・・・
まさに全盛期の日本のプロレス会場そのまんまの景色じゃねーか!

こんな様子を見せつけられると、改めて日本のプロレスの復権は難しーなー、
と改めて痛感させられます。


以下オマケ。

この日の朝、ケーブルTVで半年振りくらいにWWE ロウ の試合も見たが、
いやはや、試合レベルの高さ、選手の肉体のビルドアップ振り、マッチメイク、ストーリー展開、
さらに選手のMCの作りこみ具合やらカメラワーク、ビデオ編集の完成度、等々。
すべてにおいて日本のそれとは段違いのクオリティを見せ付けられますた。

タナカ☆タダシ氏の言うとおり、繁栄の日本プロレス帝国の歴史に胡坐をかいていた ツケ
現在の日本マット界の体たらくに繋がっているのでは? 実感させられる内容であったとさ。


追伸:
初めて CMパンク と言う選手を見たが・・・
まるっきり KENTA(NOAH のパクリじゃねーか!
ちょっち失笑。(失礼!)




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    4月28日(土)  
     10:00 清水商業吹奏楽部(ブラスバンド
     10:40 ZILL(アコースティック)
     11:15 LET’S PLAY(ロック)
     11:55 鳥井沙樹子(アコースティック)
     12:30 DELTA PROJECT(ブギウギブルース)
     13:10 ゆうみ(アコースティック)
     13:45 青山ばんど(フュージョン
     14:25 藤村智史(アコースティック)
     15:00 Blazing Note(アカペラ)
    4月29日(日)
     10:00 PETE(ロック)
     10:35 hiro(アコースティック)
     11:10 ☆CHIC FELLOWS (ソウル)
     11:45 音色屋本舗(アカペラ)
     12:20 SHIN-RA (ロック)
     13:00 横前恭子with望月美保子(ジャズ)
     13:40 MYST.(和風ロック)
     14:15 MATRIX(アカペラ)
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