東海地震が起きた後になすべきことは？
当ブログにお越しの方の大半は音楽関係者ではないかと察するが・・・
さて、皆の衆。
東海地震をはじめとする大規模災害が身の回りに起きた時のことをイメージしたことがありまっか？
まあ、避難生活や救援活動については専門サイトの方が当然詳しく書かれているので、
ここでは 「音楽人」 としての身の処し方、振る舞いについてイメージしてみようではあーりませんか。
地震発生 → 二次災害発生 → 避難 → 避難所での不自由な生活、
恐らくこの段階までは、一般ピープルにできる特別な措置は何もない。
発災後、２日目以降から救援隊やらボランティアが駆けつけ、
衣食住に関するサポートが施されると思われる。
そして、とりあえず生命の危険の心配が去ったとき、
「音楽人」としてできる「何か」があるだろうか？
たとえばオイラなら、ＰＡ屋の基本と言うか、語源に戻らなければならないだろう。
ＰＡ ＝ Ｐｕｂｌｉｃ Ａｄｄｒｅｓｓ ＝ 公衆伝達
すなわち、避難所等における被災者への周知伝達のための「拡声」を手伝えることができると思っている。
ちなみにオイラ、地震対策のために小型の発電機を所有してまする。
野外ライブなどにはとても使えない１５Ａ程度のヤツだが小規模ＰＡ程度なら何とかまかなえる。
ま、発災後、一週間程度乗り切ればとりあえずの役目は果たしたことになるだろう。
問題はガソリンが確保できるか？ と言うことだ。
（なんたってにオイラの自家用車はディーゼル車！）
さて、他に音楽人としてできそうな被災者に対するサポート活動はないのか？
ここで誰でも思いつくのが「被災地でのチャリティコンサート」と言うアイディアだろう。
でもオイラ、昔っから疑心に感じていることがある。
果たして被災者の心理として、本当に音楽を聴きたいなんて思っているのだろうか？
生命の危機、生活の苦難に直面している人たちを力づけるだけのエネルギーを持った音楽を、
いったいどれほどの音楽人であれば提供できると言うのか？
アマチュアミュージシャンであれば、
きっと命の次に大事な楽器を持って避難所に行くことになると思うが、
果たして、その場所でその楽器を弾く機会は訪れるのだろうか？
疲れ果てている人々を目の前にして、
「オレ（私）の歌と演奏でみんなを元気づけてやろう！」
と、自信を持って叫べるほどの信念、勇気、自信を持てるだろうか？
たとえば、森山良子のような、すべての世代に受け入れられそうなプロの方が
被災地で無料のミニコンサートを開催してくれる、などであればイメージしやすいだろう。
・・・避難所（たとえば小学校の体育館）で、森山良子さんが来てくれます、とアナウンスする。
被災者たちがコンサート会場（教室？ 運動場？）に出て行く。
運動場に設置した簡易ＰＡを使ってミニコンサートを行う・・・
ってのはわりかし想像できるパターンだと思う。
ただ、これは「わざわざ有名なプロミュージシャンが来てくれる」
と言うシチュエーションだからこそ成り立つイメージであって、
果たして、アマチュアの自称ミュージシャンたちに同じようなことができるのだろうか？
再びイメージしてみよう。
・・・避難所で、アマチュアによる「元気を出そう！ミニライブ」を開催します、とアナウンスする。
ヒマを持て余している（？）被災者たちがコンサート会場に移動する・・・
ここまでは、あり得るかな？ と思うのだが、
果たして、このシチュエーションで、ぜひ歌いたいと名乗りを上げるアマチュアはいるのか？
そしてこの特殊な環境において、どんな歌を歌えばいいのか？
かえって被災者たちの心象を害するような結果にはならないのか？
先日ブログった、老人ホームでの慰問ライブ同様、
ＴＰＯに合わせた選曲と言うのは実に難しいテーマだと感ずる。
もしオイラが被災者で、「聴く」立場の人間だったとしたら、
ハッキリ言って、いまどきの流行歌や恋愛ソングやカラオケの定番ムード歌謡なんか聴きたくない。
では、どんな曲ならいいのか？
ここは無難に、老若男女問わず口ずさむことができる、
唱歌やスタンダードナンバーが求められるのではなかろうか？
たとえば・・・
・ふるさと
・おぼろ月夜
・上を向いて歩こう
・今日の日はさようなら
・翼をください
・川の流れのように
・ゴンドラの歌
・ハナミズキ
・イマジン
・アメージング・グレース
うーぬ、我ながらあまりにスタンダードで無難すぎて「？」マークがついてしまう。
・・・なんかオチがうまくまとまらないのが歯がゆくて申し訳ないが、
やっぱ、こーゆー特別なシチュエーションでの選曲やら立ち居振る舞いはやはり難しい。
でも、こういう時にこそ、その音楽人の「本当の底力」が発揮されるのでは？
とも考えられ・・・なくもない？
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO（本館）はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ やまぼうし４月定例ライブ開催間近！
日時：４月１３日（金）１９時３０分～
出演：チャオくぼた、ｑｕｉｃｈｅ（キッシュ）
料金：＠５００円（ワンドリンク付き）
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さて、皆の衆。
東海地震をはじめとする大規模災害が身の回りに起きた時のことをイメージしたことがありまっか？
まあ、避難生活や救援活動については専門サイトの方が当然詳しく書かれているので、
ここでは 「音楽人」 としての身の処し方、振る舞いについてイメージしてみようではあーりませんか。
地震発生 → 二次災害発生 → 避難 → 避難所での不自由な生活、
恐らくこの段階までは、一般ピープルにできる特別な措置は何もない。
発災後、２日目以降から救援隊やらボランティアが駆けつけ、
衣食住に関するサポートが施されると思われる。
そして、とりあえず生命の危険の心配が去ったとき、
「音楽人」としてできる「何か」があるだろうか？
たとえばオイラなら、ＰＡ屋の基本と言うか、語源に戻らなければならないだろう。
ＰＡ ＝ Ｐｕｂｌｉｃ Ａｄｄｒｅｓｓ ＝ 公衆伝達
すなわち、避難所等における被災者への周知伝達のための「拡声」を手伝えることができると思っている。
ちなみにオイラ、地震対策のために小型の発電機を所有してまする。
野外ライブなどにはとても使えない１５Ａ程度のヤツだが小規模ＰＡ程度なら何とかまかなえる。
ま、発災後、一週間程度乗り切ればとりあえずの役目は果たしたことになるだろう。
問題はガソリンが確保できるか？ と言うことだ。
（なんたってにオイラの自家用車はディーゼル車！）
さて、他に音楽人としてできそうな被災者に対するサポート活動はないのか？
ここで誰でも思いつくのが「被災地でのチャリティコンサート」と言うアイディアだろう。
でもオイラ、昔っから疑心に感じていることがある。
果たして被災者の心理として、本当に音楽を聴きたいなんて思っているのだろうか？
生命の危機、生活の苦難に直面している人たちを力づけるだけのエネルギーを持った音楽を、
いったいどれほどの音楽人であれば提供できると言うのか？
アマチュアミュージシャンであれば、
きっと命の次に大事な楽器を持って避難所に行くことになると思うが、
果たして、その場所でその楽器を弾く機会は訪れるのだろうか？
疲れ果てている人々を目の前にして、
「オレ（私）の歌と演奏でみんなを元気づけてやろう！」
と、自信を持って叫べるほどの信念、勇気、自信を持てるだろうか？
たとえば、森山良子のような、すべての世代に受け入れられそうなプロの方が
被災地で無料のミニコンサートを開催してくれる、などであればイメージしやすいだろう。
・・・避難所（たとえば小学校の体育館）で、森山良子さんが来てくれます、とアナウンスする。
被災者たちがコンサート会場（教室？ 運動場？）に出て行く。
運動場に設置した簡易ＰＡを使ってミニコンサートを行う・・・
ってのはわりかし想像できるパターンだと思う。
ただ、これは「わざわざ有名なプロミュージシャンが来てくれる」
と言うシチュエーションだからこそ成り立つイメージであって、
果たして、アマチュアの自称ミュージシャンたちに同じようなことができるのだろうか？
再びイメージしてみよう。
・・・避難所で、アマチュアによる「元気を出そう！ミニライブ」を開催します、とアナウンスする。
ヒマを持て余している（？）被災者たちがコンサート会場に移動する・・・
ここまでは、あり得るかな？ と思うのだが、
果たして、このシチュエーションで、ぜひ歌いたいと名乗りを上げるアマチュアはいるのか？
そしてこの特殊な環境において、どんな歌を歌えばいいのか？
かえって被災者たちの心象を害するような結果にはならないのか？
先日ブログった、老人ホームでの慰問ライブ同様、
ＴＰＯに合わせた選曲と言うのは実に難しいテーマだと感ずる。
もしオイラが被災者で、「聴く」立場の人間だったとしたら、
ハッキリ言って、いまどきの流行歌や恋愛ソングやカラオケの定番ムード歌謡なんか聴きたくない。
では、どんな曲ならいいのか？
ここは無難に、老若男女問わず口ずさむことができる、
唱歌やスタンダードナンバーが求められるのではなかろうか？
たとえば・・・
・ふるさと
・おぼろ月夜
・上を向いて歩こう
・今日の日はさようなら
・翼をください
・川の流れのように
・ゴンドラの歌
・ハナミズキ
・イマジン
・アメージング・グレース
うーぬ、我ながらあまりにスタンダードで無難すぎて「？」マークがついてしまう。
・・・なんかオチがうまくまとまらないのが歯がゆくて申し訳ないが、
やっぱ、こーゆー特別なシチュエーションでの選曲やら立ち居振る舞いはやはり難しい。
でも、こういう時にこそ、その音楽人の「本当の底力」が発揮されるのでは？
とも考えられ・・・なくもない？
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO（本館）はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ やまぼうし４月定例ライブ開催間近！
日時：４月１３日（金）１９時３０分～
出演：チャオくぼた、ｑｕｉｃｈｅ（キッシュ）
料金：＠５００円（ワンドリンク付き）
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