大人気ない老人
昨日から芸能ニュースを賑わせている 森進一 の 「おふくろさん」 問題。
御存知のとおり、作詞家・川内康範 （８６歳）が、
「勝手に歌詞を改変された（セリフが加筆された）」 として、
森進一に謝罪や歌唱の差し止め等を要求している一件だす。
報道によると、川内氏が作った詞（歌唱部分）以外に、
イントロ部で次のセリフが加筆されているとのこと。
いつも心配かけてばかり いけない息子の僕でした
今はできないことだけど 叱（しか）ってほしいよ もう一度
うーん、このセリフが歌詞の一部と見なされるのか？
オレ的には、歌謡番組の司会者がイントロに乗せて曲紹介する 「前口上」の拡大解釈としか思えないが・・・。
ちょっち脱線するが、この問題について、ＪＡＳＲＡＣ（日本著作権協会）がどんな見解を示すのか、
また、裁判問題になったとして、すでに森進一と渡辺プロに支払われている著作権料（？）
をどのように扱うのか？
これが医療問題だったら、「不正請求・支払」で当然全額回収されるであろう。
恐らくそこまで「使命を全うする」健全な組織ではないので「見て見ぬフリ」をするのだろうけどさ。
本題に戻って、この問題はかなり複雑で長期化しそうな気がします。
例によってＷｉｋｉｐｅｄｉａで関連キーワードを調べてみると、
▼川内康範
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%BA%B7%E7%AF%84
▼森進一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E9%80%B2%E4%B8%80
▼渡辺プロダクション
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
▼著作権
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9
▼作詞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%9C%E8%A9%9E
これらを統合してみると、次のようなバックボーンがうかがえます。
「おふくろさん」がヒットした１９７１年当時、森進一は渡辺プロ所属。
当然、著作権等の手続きは森個人ではなくナベプロのスタッフが行っていたはず。
１９７７年頃から、ステージ演出家の保富康午（こうご）氏がコンサート用に書き加えた、
「セリフ入りバージョン」のおふくろさんをコンサートで歌うようになった。
恐らくこの時点では、森・ナベプロ側に「詞の改変」と言う意識はなかったのではないか？
１９７９年、森はナベプロから独立して「森音楽事務所」を設立。
大手プロダクション・ナベプロを離脱したことにより芸能界から干されかけるが、
自身の努力によりカムバックを果たす。
このとき、ナベプロが所有していたであろう森の楽曲の出版権を
森音楽事務所が買い取ったか否かは不明。
１９９０年台頃、川内氏が病気のために入院。
このとき、見舞いに来なかった森に激怒。（森は入院を知らなかったらしい）
恐らくこの辺のいきさつから感情的になり、今回のイチャモンをつけ始めたらしい。
２００７年２月、なぜか今ごろになって川内氏は記者会見を開き、
法的手段も辞さないとの覚悟を示した。
ちなみに川内氏はアルツハイマー療養中とのこと。
オイラ的には、ナベプロ及び森音楽事務所の著作権管理にスキがあったようにも思えるが、
やっぱこれは、大人気もなく感情的になった川内氏の 「老害」 と言う気がする。
恐らく後年の日本史にも名を残すであろう、川内氏ともあろうお方が、
この程度のことに目クジラを立てる必要もなかろうに。
かえすがえす大人気ない。
こんなんじゃあ、とてもこどもの規範にはなりませんぞ。
いっそのこと 「まんが日本現代ばなし」 でも作ってパロディってみたらどーですか？
さて、今後の行く末だが、オイラ的には、森進一にぜひこんな風に決断して欲しい！
「私の不徳のいたすところで川内先生にご迷惑をお掛けしてまことに申し訳ありません。
ついては、今後、二度とテレビ、コンサートで「おふくろさん」を歌わないこととします。
川内先生には、ぜひこれでお許しいただきたいと思います。」
そうすれば、当然ファンから川内氏への抗議が殺到し、森への同情が集まるはず。
なんなら、問題ないはずの「セリフなしバージョン」のＣＤへの収録等も差し控えれば、
逆にプレミアがつくのでは？
ついでにカラオケ音源も差し控えれば、全国のカラオケファンからも抗議が殺到すると思われ。
いわゆる「コムロ的発想」かもしれないが、これくらいの皮肉を貫いてくれれば、
オイラは逆に支持しますぞえ。
▼参考までに、こちらのサイトでは川内センセイと森進一の固い握手の様子が紹介されとります。
http://www.jvcmusic.co.jp/mori/joho/bn.html
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO（本館）はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ デザインフェスタのサイトで あやあね さんの動画公開！
http://www.designfesta.com/jp/df/report/vol24/dftv/index2.html
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
御存知のとおり、作詞家・川内康範 （８６歳）が、
「勝手に歌詞を改変された（セリフが加筆された）」 として、
森進一に謝罪や歌唱の差し止め等を要求している一件だす。
報道によると、川内氏が作った詞（歌唱部分）以外に、
イントロ部で次のセリフが加筆されているとのこと。
いつも心配かけてばかり いけない息子の僕でした
今はできないことだけど 叱（しか）ってほしいよ もう一度
うーん、このセリフが歌詞の一部と見なされるのか？
オレ的には、歌謡番組の司会者がイントロに乗せて曲紹介する 「前口上」の拡大解釈としか思えないが・・・。
ちょっち脱線するが、この問題について、ＪＡＳＲＡＣ（日本著作権協会）がどんな見解を示すのか、
また、裁判問題になったとして、すでに森進一と渡辺プロに支払われている著作権料（？）
をどのように扱うのか？
これが医療問題だったら、「不正請求・支払」で当然全額回収されるであろう。
恐らくそこまで「使命を全うする」健全な組織ではないので「見て見ぬフリ」をするのだろうけどさ。
本題に戻って、この問題はかなり複雑で長期化しそうな気がします。
例によってＷｉｋｉｐｅｄｉａで関連キーワードを調べてみると、
▼川内康範
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%BA%B7%E7%AF%84
▼森進一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E9%80%B2%E4%B8%80
▼渡辺プロダクション
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
▼著作権
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9
▼作詞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%9C%E8%A9%9E
これらを統合してみると、次のようなバックボーンがうかがえます。
「おふくろさん」がヒットした１９７１年当時、森進一は渡辺プロ所属。
当然、著作権等の手続きは森個人ではなくナベプロのスタッフが行っていたはず。
１９７７年頃から、ステージ演出家の保富康午（こうご）氏がコンサート用に書き加えた、
「セリフ入りバージョン」のおふくろさんをコンサートで歌うようになった。
恐らくこの時点では、森・ナベプロ側に「詞の改変」と言う意識はなかったのではないか？
１９７９年、森はナベプロから独立して「森音楽事務所」を設立。
大手プロダクション・ナベプロを離脱したことにより芸能界から干されかけるが、
自身の努力によりカムバックを果たす。
このとき、ナベプロが所有していたであろう森の楽曲の出版権を
森音楽事務所が買い取ったか否かは不明。
１９９０年台頃、川内氏が病気のために入院。
このとき、見舞いに来なかった森に激怒。（森は入院を知らなかったらしい）
恐らくこの辺のいきさつから感情的になり、今回のイチャモンをつけ始めたらしい。
２００７年２月、なぜか今ごろになって川内氏は記者会見を開き、
法的手段も辞さないとの覚悟を示した。
ちなみに川内氏はアルツハイマー療養中とのこと。
オイラ的には、ナベプロ及び森音楽事務所の著作権管理にスキがあったようにも思えるが、
やっぱこれは、大人気もなく感情的になった川内氏の 「老害」 と言う気がする。
恐らく後年の日本史にも名を残すであろう、川内氏ともあろうお方が、
この程度のことに目クジラを立てる必要もなかろうに。
かえすがえす大人気ない。
こんなんじゃあ、とてもこどもの規範にはなりませんぞ。
いっそのこと 「まんが日本現代ばなし」 でも作ってパロディってみたらどーですか？
さて、今後の行く末だが、オイラ的には、森進一にぜひこんな風に決断して欲しい！
「私の不徳のいたすところで川内先生にご迷惑をお掛けしてまことに申し訳ありません。
ついては、今後、二度とテレビ、コンサートで「おふくろさん」を歌わないこととします。
川内先生には、ぜひこれでお許しいただきたいと思います。」
そうすれば、当然ファンから川内氏への抗議が殺到し、森への同情が集まるはず。
なんなら、問題ないはずの「セリフなしバージョン」のＣＤへの収録等も差し控えれば、
逆にプレミアがつくのでは？
ついでにカラオケ音源も差し控えれば、全国のカラオケファンからも抗議が殺到すると思われ。
いわゆる「コムロ的発想」かもしれないが、これくらいの皮肉を貫いてくれれば、
オイラは逆に支持しますぞえ。
▼参考までに、こちらのサイトでは川内センセイと森進一の固い握手の様子が紹介されとります。
http://www.jvcmusic.co.jp/mori/joho/bn.html
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO（本館）はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ デザインフェスタのサイトで あやあね さんの動画公開！
http://www.designfesta.com/jp/df/report/vol24/dftv/index2.html
■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■－■
