ちょっちマニアックでも名曲は名曲 「南へ走れ」 by BLUEW
昨日までの70年代ニューミュージック系女性ミュージシャンの流れから一転して
少しだけマニアックな曲(バンド)をご紹介いたしませう。
1987年にデビューしたと思ったら、
1曲もヒットしないままフェードアウトしてしまったバンド
「BLUEW(ブルー)」 の唯一のシングル曲「南へ走れ」でおじゃる。
この曲は中外製薬の新グロモントのCMソングとしてヘビーローテーションしていたので、
サビの部分を聴けばもしかすると思い出す方がいらっしゃるかもしれない。
実はオイラ、このバンドを一度たりともテレビで見たことがない。
つーか、テレビはおろか、音楽雑誌に掲載された記事すら見たことがない。
このシングルEP盤も中古レコード屋で
「あー、こんなCMソングあったなー」程度のノリで買ったに過ぎないが、
実際に聴いてみたらなかなかどうして、いい曲ではあーりませんか。
いかにも80年代風味な「夏」サウンドで、当時は 「ニセTUBE」 とも言われていたらしいが、
バンドクオリティだけを比べるなら、お話にならないくらいこっち(BLUEW)の方が上!
さて、のニセTUBEのメンバーは誰なんだろうと検索してみた結果、
片山圭司/Vo、増田隆宣/KB、石渡道明/D、大堀薫/B、増崎孝司/G
という名前が判明した。(今さらながらインターネットって便利だなやー)
ここでオイラが「お?」と思ったのが 「増田隆宣/KB」 の存在。
増田氏と言えば、リットーマガジン社「Keyboard Magazine」のライターでもあり、
その筋ではシンセヲタクとしてかなり有名なキーボーディスト。
そーいやー、当時の増田氏が書いた記事に
「・・・今月号の記事はBLUEWのツアー途中の旅先で書いてます・・・」
みたいな表記を読んだ気もする・・ようなしないような。
とにかく色んなバンドに助っ人参加していた増田氏なので、
なんとなく納得してしまった次第でやる。
さて、そんな絵に描いたような一発屋・・・いや、一発もヒットしなかった幻バンドであるが、
今聴き返してみても、なぜこの曲が売れなかったのか、同情さえ感じてしまう。
どんなに曲がよくても、CMソングでヘビーローテされていても
ルックスとか、CM映像の出来とか、事務所の売り出し方針とか、
そういった非音楽的な補助がなければダメなんだ、という典型のような気がしますな。
昨日に引き続き、面倒くさいのでコード進行の耳コピは省略。
お手本のようなシングルヒット狙いのポップチューンであるが、
随所にバンドの上手さが感じられ、かなり余裕をもって演奏している様が伺える。
なんとなく、バンドとしてはもっとAOR系をやりたいのに、
事務所の方針で仕方なく歌謡曲チューンな曲をやらされているように感じるのは気のせいか?
ちなみに所属事務所は悪評高い「ビーイング(注:TUBEも同じ)」だったそうな。
まさかそれがプッシュされなかった理由とは思いたくないが・・・
南へ走れ
朝焼け近いね 水平に赤く時が交わる
おまえの瞳映る 海の碧さに負けそうなのさ
空を指したマストに南風吹けば
素肌 恋に濡らすよな予感に震えてるよ
南へ走れ 心の声に裸になって愛し合う
銀の波の果てまで
だから Run&run 抱きしめる
遊びの恋なら他を当たってと瞳伏せた
今さら戻れないぜ バックミラーに昨日を残し
夏の恋が夢のままおわってもいい
ブロンズの胸でそっと酔わせ続けてくれ
南へ走れ 朝陽の中へ流星のように飛び込んだ
求めるものは熱い
だから Run&run 感じてる
http://www.geocities.jp/garage_miho/songs/minamihehashire.mp3
(追申)今日の記事はちょっち手を抜きすぎたかな・・・?
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
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少しだけマニアックな曲(バンド)をご紹介いたしませう。
1987年にデビューしたと思ったら、
1曲もヒットしないままフェードアウトしてしまったバンド
「BLUEW(ブルー)」 の唯一のシングル曲「南へ走れ」でおじゃる。
この曲は中外製薬の新グロモントのCMソングとしてヘビーローテーションしていたので、
サビの部分を聴けばもしかすると思い出す方がいらっしゃるかもしれない。
実はオイラ、このバンドを一度たりともテレビで見たことがない。
つーか、テレビはおろか、音楽雑誌に掲載された記事すら見たことがない。
このシングルEP盤も中古レコード屋で
「あー、こんなCMソングあったなー」程度のノリで買ったに過ぎないが、
実際に聴いてみたらなかなかどうして、いい曲ではあーりませんか。
いかにも80年代風味な「夏」サウンドで、当時は 「ニセTUBE」 とも言われていたらしいが、
バンドクオリティだけを比べるなら、お話にならないくらいこっち(BLUEW)の方が上!
さて、のニセTUBEのメンバーは誰なんだろうと検索してみた結果、
片山圭司/Vo、増田隆宣/KB、石渡道明/D、大堀薫/B、増崎孝司/G
という名前が判明した。(今さらながらインターネットって便利だなやー)
ここでオイラが「お?」と思ったのが 「増田隆宣/KB」 の存在。
増田氏と言えば、リットーマガジン社「Keyboard Magazine」のライターでもあり、
その筋ではシンセヲタクとしてかなり有名なキーボーディスト。
そーいやー、当時の増田氏が書いた記事に
「・・・今月号の記事はBLUEWのツアー途中の旅先で書いてます・・・」
みたいな表記を読んだ気もする・・ようなしないような。
とにかく色んなバンドに助っ人参加していた増田氏なので、
なんとなく納得してしまった次第でやる。
さて、そんな絵に描いたような一発屋・・・いや、一発もヒットしなかった幻バンドであるが、
今聴き返してみても、なぜこの曲が売れなかったのか、同情さえ感じてしまう。
どんなに曲がよくても、CMソングでヘビーローテされていても
ルックスとか、CM映像の出来とか、事務所の売り出し方針とか、
そういった非音楽的な補助がなければダメなんだ、という典型のような気がしますな。
昨日に引き続き、面倒くさいのでコード進行の耳コピは省略。
お手本のようなシングルヒット狙いのポップチューンであるが、
随所にバンドの上手さが感じられ、かなり余裕をもって演奏している様が伺える。
なんとなく、バンドとしてはもっとAOR系をやりたいのに、
事務所の方針で仕方なく歌謡曲チューンな曲をやらされているように感じるのは気のせいか?
ちなみに所属事務所は悪評高い「ビーイング(注:TUBEも同じ)」だったそうな。
まさかそれがプッシュされなかった理由とは思いたくないが・・・
南へ走れ
朝焼け近いね 水平に赤く時が交わる
おまえの瞳映る 海の碧さに負けそうなのさ
空を指したマストに南風吹けば
素肌 恋に濡らすよな予感に震えてるよ
南へ走れ 心の声に裸になって愛し合う
銀の波の果てまで
だから Run&run 抱きしめる
遊びの恋なら他を当たってと瞳伏せた
今さら戻れないぜ バックミラーに昨日を残し
夏の恋が夢のままおわってもいい
ブロンズの胸でそっと酔わせ続けてくれ
南へ走れ 朝陽の中へ流星のように飛び込んだ
求めるものは熱い
だから Run&run 感じてる
http://www.geocities.jp/garage_miho/songs/minamihehashire.mp3
(追申)今日の記事はちょっち手を抜きすぎたかな・・・?
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