ギターオーケストレーションと言えば
昨日のブログで
「ジミー・ペイジの(変態的ギターオーケストレーションの)嗜好にはついていけない」
と書いたが、では、どんなヤツならオレの嗜好に合うのか?
一口にギターオーケストレーションと言っても、
それこそ百花繚乱で星の数ほどのバンドやらギタリストらがパフォームしているワケであるが、
ロック史上、絶対に外すことのできないギターオーケストレーションと言えば、
オレ的には、ボストン=トム・シュルツを筆頭に挙げたい。
ボストンと言えば、
ロック史においては 「産業ロックの元祖」 的な位置づけを余儀なくされることが多く、
渋谷陽一もボストンの1stアルバム 「幻想飛行」 がリリースされたとき、
「これからはこういうロックが主流になるだろう」と予言いていたものだ。
結果的に渋谷氏の予言どおり、ボストンの流れを汲むような形で、
TOTO、ジャーニー、カンサス、STYX、等の「産業ロック」然としたバンドが
アメリカンロックのメインストリームになっていくワケだが、
少なくとも元祖であるトム・シュルツには、
自身が新しいロックの魁(さきがけ)になろうとの意気はあったものの、
自身のスタイルがメインストリームになるとの予測はなかったと思われる。
話が逸れたが、トム・シュルツのギターオーケストレーションは、
ジミー・ペイジのような変態的ハーモニーとは相反するモノで、
ポピュラーミュージックとして実に美しい響きを奏でている。
バックトラックにディストーションギターが使われていなければ、
まったく違和感のないポップス曲として成立すると思う。
名曲 「宇宙の彼方へ(More Than A Feeling)」 を例にとれば、
イントロからいきなりアコギのダブリングが施されていて、
Bメロの終わりから、ぶっといロックマン“サスティナー”ディストーションによるリフと、
計算されつくしたリードの掛け合いによる完全分業のオーケストレーションが展開されている。
心憎いのは、メジャー7th系の美しい響きのイントロ部はアコギで、
それ以外のパワーコード部分はディストーションサウンドと、
「聴かせたい響き」によってギターサウンドを使い分けているところ。
もちろんディストーションサウンドのパートにもメジャー7th系コードはあるのだが、
歪みギターがハーモニーを奏でるのではなく、
ボーカル、コーラス、あるいはギターの単音(リード)によって
美しい響きを生成しているアレンジが秀逸であると感ずる。
まさにギター弾き語りでは絶対に成立しない、アンサンブルの極意とも言える世界ですな。
とかく50代以上のギタリストには、
トム・シュルツとかROCKMANとか聞くと、
眉間にしわを寄せる頑固オヤジが少なくないと思うが、
オレ的には辛うじて受け入れられるギリギリのラインだったりする。
まあ、自分のオリジナル曲にロックマンサウンドを使おうとは思わないですが。
んで、B’zの功績というか悪影響というか、
松本孝が愛用してるもんだから、
ナウでヤングなギター小僧(←注:死語3段活用)には
ロックマンサウンドが人気あるらしい。否、最近まで人気があったらしい。
(つーか、現在、流行っているギターサウンドを知らないだけだが)
ちなみに、ヤフオクではロックマンブランドのエフェクターの落札価格が高騰している(た)
フラッグシップモデルの 「XPR」 は落札相場18万円くらいだそうな。
ま、あっしには係わり合いのないギアでござんす。
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と書いたが、では、どんなヤツならオレの嗜好に合うのか?
一口にギターオーケストレーションと言っても、
それこそ百花繚乱で星の数ほどのバンドやらギタリストらがパフォームしているワケであるが、
ロック史上、絶対に外すことのできないギターオーケストレーションと言えば、
オレ的には、ボストン=トム・シュルツを筆頭に挙げたい。
ボストンと言えば、
ロック史においては 「産業ロックの元祖」 的な位置づけを余儀なくされることが多く、
渋谷陽一もボストンの1stアルバム 「幻想飛行」 がリリースされたとき、
「これからはこういうロックが主流になるだろう」と予言いていたものだ。
結果的に渋谷氏の予言どおり、ボストンの流れを汲むような形で、
TOTO、ジャーニー、カンサス、STYX、等の「産業ロック」然としたバンドが
アメリカンロックのメインストリームになっていくワケだが、
少なくとも元祖であるトム・シュルツには、
自身が新しいロックの魁(さきがけ)になろうとの意気はあったものの、
自身のスタイルがメインストリームになるとの予測はなかったと思われる。
話が逸れたが、トム・シュルツのギターオーケストレーションは、
ジミー・ペイジのような変態的ハーモニーとは相反するモノで、
ポピュラーミュージックとして実に美しい響きを奏でている。
バックトラックにディストーションギターが使われていなければ、
まったく違和感のないポップス曲として成立すると思う。
名曲 「宇宙の彼方へ(More Than A Feeling)」 を例にとれば、
イントロからいきなりアコギのダブリングが施されていて、
Bメロの終わりから、ぶっといロックマン“サスティナー”ディストーションによるリフと、
計算されつくしたリードの掛け合いによる完全分業のオーケストレーションが展開されている。
心憎いのは、メジャー7th系の美しい響きのイントロ部はアコギで、
それ以外のパワーコード部分はディストーションサウンドと、
「聴かせたい響き」によってギターサウンドを使い分けているところ。
もちろんディストーションサウンドのパートにもメジャー7th系コードはあるのだが、
歪みギターがハーモニーを奏でるのではなく、
ボーカル、コーラス、あるいはギターの単音(リード)によって
美しい響きを生成しているアレンジが秀逸であると感ずる。
まさにギター弾き語りでは絶対に成立しない、アンサンブルの極意とも言える世界ですな。
とかく50代以上のギタリストには、
トム・シュルツとかROCKMANとか聞くと、
眉間にしわを寄せる頑固オヤジが少なくないと思うが、
オレ的には辛うじて受け入れられるギリギリのラインだったりする。
まあ、自分のオリジナル曲にロックマンサウンドを使おうとは思わないですが。
んで、B’zの功績というか悪影響というか、
松本孝が愛用してるもんだから、
ナウでヤングなギター小僧(←注:死語3段活用)には
ロックマンサウンドが人気あるらしい。否、最近まで人気があったらしい。
(つーか、現在、流行っているギターサウンドを知らないだけだが)
ちなみに、ヤフオクではロックマンブランドのエフェクターの落札価格が高騰している(た)
フラッグシップモデルの 「XPR」 は落札相場18万円くらいだそうな。
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