珍品楽器...DIGITAR

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昨日のブログで YAMAHA[MIBURI] のことを書きながらふと思った。

そーいやー、昔、ミョーなMIDIコントローラーがあったなあ。
MIDI音源をギター感覚で操作するヤツが。

そいつの名は、[DIGITAR(デジター)]
1994年にイタリアの楽器メーカー CHARLIE LAB が発売した珍品でやる。
(写真1・2参照)

もともとは同社が開発した折りたたみ式キーボード[SPLIT BOARD]に組み込まれていたものだが、
そのあまりの使い勝手のおかしさからか、単体でも発売されるようになったらしい。
(写真3・4参照)

オレの記憶では当時の輸入代理店は、下北沢の楽器店 アンディーズ・ミュージック だったはず。
(そう言えば最近アンディーズのウワサを聞きませんな。まだ営業してるんかいな?)


んでこの[DIGITAR]、どうやって使うかと言うと、
まず、写真のコントローラーを演奏者の腰に装着し、
LANケーブル(注:モジュラーケーブルかもしれない)で、MIDIインアウトユニットを接続し、
さらに外部MIDIキーボードに接続する。

そして左手でMIDIキーボードを弾き「コード」の情報をDIGITARに認識させ、
右手でギターの6本の弦をシミュレートした鉄棒をピッキングすると、
ギター風味のオープンハーモニーのノート情報が生成され、MIDIアウトから出力する、
というシロモノ。(当然、外部MIDI音源がなければ音は出ない)

ゆえに、この[DIGITAR]単体では、発音はおろか、コードの生成も行えない。

もっとも手っ取り早い活用方法は、シンセをローカルオフにして、
シンセのMIDIイン・アウトを[DIGITAR]のMIDIイン・アウトと結線すること。

ただオレのように左手でキーボードを弾くのが苦手なヤツには
結構、コイツを使いこなすのは至難のワザと思われ。

しかし使いこなせばライブで目立つこと請け合い。


...実はこの[DIGITAR]、昨年の夏に、オレ、買っちゃいました。

もちろん中古だがかなりの美観。

でもカクカクシカジカの事情によりまだ使ってません。
なんとかライブデビューさせて目立ってやりたいとは思うのだが、いつになることやら。

そんなワケで、果たして今年、この[DIGITAR]がライブデビューすることはあるのか?

期待しないで待たれよ。

よしなに。




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