今年の抱負...DAWでPAを ①

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オレはここ2年ほどアマチュアミュージシャンのライブのPAを行うに際し、
PA卓の横にパソコン+DAWを持ち込み、
デジタルミキサーに立ち上がっている全チャンネルを
DAWを使ってマルチトラックレコーディングしている

試行錯誤を繰り返しながら10回くらいの現場をこなしたので、
まあそれなりのノウハウは掴んだつもりである。

さてここで唐突に今年の抱負であるが、
今までは、あくまでPAのオペレーションの中心はデジタルミキサーで、
DAWはいわばオマケに過ぎなかった。
しかしDAWにも「ミキサー画面」というものがある。
だったらハードウェアのデジタルミキサーを使わず、
ソフトウェアのDAWミキサーを使ってPAができないものか?


まあここまでは誰でも考えつくものだと思うが、実際に行動に移した人はどれほどいるだろうか?

ハッキリ言ってPAシステムの中心にパソコンを組み込むことは無謀。
失敗が許されないプロだったら絶対にやらない。
でもオレは試行錯誤が許される(?)アマチュアPA屋なので、
これはぜひ話のタネに実験してみたい。

幸いオレが普段から使っている機材を使い回すことで
特に新しい機材を買い足すこともなく試行できそうなカンジは掴んでいる。


主な使用機材としては、

オーディオインターフェース : RME DIGIFACE
(adat入出力×3系統装備)

A/D/Aコンバーター : BEHRINGER ADA8000
(8chのマイク入力をadat出力に変換、adat入力を8chのライン出力に変換)

A/D/Aコンバーター : FOSTEX VC8
(8chのライン入力をadat出力に変換、adat入力を8chのライン出力に変換)

DAW : STEINBERG CUBASE SX3
(超メジャーなDAWソフト)


これらを駆使すればデジミキを使わずとも
パソコンのDAW画面をマウス操作することでPAができるはず。理論上は。

やはりネックとなるのは「マウス操作」の部分。

ただでさえ一度にたくさんのツマミやフェーダーを動かしたいPA現場で、
いちいち操作肢を選択してクリック・ホイール操作なんてめんどくさい手間をする余裕なんてあるのか?

ハッキリ言ってそんな余裕はない。

だが比較的PAオペが単純で、
あまりフェーダー操作が必要のないライブならなんとかなるかも知れない。

なので、まずはチャンネルプランが8ch以内で収まる
アコースティック系のアマチュアライブで実験してみたいと思う。

それがいつになるのかはまだ未定であるが、
もし実現できたあかつきには、
またこのブログでレポートすることとしたい。


そんなワケでPA/レコーディングヲタクの密かな今年の抱負でありやんした~。




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