金子賢が格闘家転身!?

元俳優金子賢が大晦日のPRIDE男祭りで総合格闘技デビューするとのニュースにはぶっ飛んだ。

スポーツ新聞の記事によると、
金子は今年初旬には俳優引退→格闘家転身を決意していたとのこと。
(それゆえ敬意を表して「元俳優」と記させていただいた)

それからは、まず言葉より行動で示すべくトレーニングを開始し、
桜庭のブラジル修行にも同行して特訓を積んだとのこと。

いやー、かなり本気モード入ってますねえ。

恐らく格闘ヲタ掲示板ではボロクソに批判を浴びるのだろうが、
オレはその本気度と「言葉より態度で示した」心意気を買いたい。

以前、とあるプロレス紙のコラムで、
日本の素質ある若いアスリートのほとんどは
メジャースポーツの野球・サッカーに持っていかれてしまうが、
プロレス格闘技がメジャーになれば、その何割かがファイターとなり、
さらにレベルアップすることだろう、
とのコメントが書かれていたことを思い出す。

当然といやー当然のことではあるが、
確かに一試合で数千万から数億円ものファイトマネーが動く業界であるので、
才能ある他分野のアスリートが色気を見せるのも納得できる。

さらにイケイケモードの総合格闘技であるが、
こうなってくるとプロレス村の方はさらにきびしくなってくると思われる。


しかし、総合格闘技の祖とも言える佐山サトルは、自身のブログでこう語っている。

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PRIDEに出て勝つことが最強ですか?
格闘技最強ってなんでしょうか?
総合系のチャンピオンがリングを降りて、市街地でも最強でしょうか?

己の身を守り、家族を守り、国を護る、
この目的のためにあるのが武道であり、格闘技の技術だ思いませんか。

何回も言いますが「掣圏真陰流」は、勝敗は二の次ですよ。

闘いには、「勝つ時」もあれば「負ける時」もあります。
「闘い(試合)に望む気持ち」、「闘い(試合)を終えた時の態度」が一番重要なのです。

私は積極的に攻め続けた結果、負けた場合は良しとします。
しかし逃げて逃げまくって、偶然に勝利した者は認めません。

今の総合の技術で、果たして市街地で役に立つのでしょうか?

格闘技は、まだまだ進化します。

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また、かつてアントニオ猪木は、

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プロレスとはスポーツではなく武道である。
ゆえにトレーニングを行う場所は「ジム」と言わず「道場」と呼ぶ。

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と語っていた。

オレ的にはこの辺にプロレス復興の鍵があると思うんだけどなあ~。


佐山サトルのオフィシャルブログ「虎の穴」はこちら
http://blog.eplus.co.jp/tigermask/



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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

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