潜入捜査

2019年7月7日付けのヤフーニュースから無断転載。



音楽教室での演奏から著作権料を徴収しようとしている
職員を約2年間にわたって「生徒」として教室に通わせ、
潜入調査していたことが分かった。
9日には、両者の間で続く訴訟にこの職員が証人として出廷する予定だ。

【画像で解説】音楽教室に潜入した職員が考えたこと「まるで演奏会、これなら…」


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■職員は「主婦」、発表会にも参加

潜入調査についてJASRAC広報部は「演奏権は形に残らず侵害されやすい権利。
調査は利用の実態を把握し、立証するために必要だ」と説明している。

訴訟では、教室での講師や生徒の演奏が、
著作権法が定める「公衆に聞かせる目的の演奏」に当たるかどうかが争われている。

JASRAC側が東京地裁へ提出した陳述書によると、
職員は2017年5月に東京・銀座のヤマハの教室を見学。
その後、入会の手続きを取った。職業は「主婦」と伝え、翌月から19年2月まで、
バイオリンの上級者向けコースで月に数回のレッスンを受け、
成果を披露する発表会にも参加した。

陳述書によると、レッスンでは講師の模範演奏と生徒の演奏が交互に行われた。
JASRAC著作権を管理する「美女と野獣」を講師が演奏した際は、
ヤマハが用意した伴奏音源とともに弾いたため、「とても豪華に聞こえ、
まるで演奏会の会場にいるような雰囲気を体感しました」と主張している。
また「生徒は全身を耳にして講師の説明や模範演奏を聞いています」と記している。


かなり以前 (20~30年前?) から、JASRAC職員がバーや小料理屋等の店舗に
客を装ってBGM利用状況や音楽演奏の実態を潜入捜査し、
後の裁判でその捜査時のデータから推察して過去10年くらい遡って、
著作権使用料を一括請求する (数百万円クラスの金額?) ・・・
といったヤクザな手口を使っている、というようなウワサを
インターネット上で散見したことがありますが、
今回のニュースでそれらのウワサは事実っぽいな、という気がしてきました。

ネット上ではJASRACのやり方に非難轟轟。(そらそーだ)
残念ながら過去の判例を見ると、JASRACはほぼすべてに勝訴しているようなので、
今回も同じ轍を踏んでしまう予感がいたしますが・・・

そもそもJASRACってなんのために存在しているの?
著作権の保護等がメインであろうことはわかりますが、同団体のHPの
「事業の目的」 には次のように明記されています。

音楽の著作物の著作権を保護し、
あわせて音楽の著作物の利用の円滑を図り、
もって音楽文化の普及発展に寄与すること

これが 「音楽文化の普及発展に寄与すること」 なんですかねえ。



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 7月定例やまぼうしライブ








日時 7月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 500円 (ワンドリンク付き)
出演 19時30分~ 大森やすゆき (ギター弾き語り)
    20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)





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