五輪の虎、40年目の真実

2019年5月26日発売の 「Gスピリッツ Vol.52」 に、ぬ、ぬわんと、
稀代のシューターとして名高い ボブ・ループ のインタビューが掲載されるとのこと。

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インタビュアーは、これまで数々のレジェンドレスラーから秘話を引き出してきた実績のある
プロレス研究家の 流 智美 氏なので、これはかなり期待度・絶大の記事でございます。

インタビューの核心は、もちろん1979年1月12日に川崎市体育館で行われた、
王者 アントニオ猪木 vs 挑戦者 ボブ・ループ の NWFヘビー級選手権試合
に尽きるでしょう。

当時、オイラはプロレス観戦キャリア5年の高校生で、毎週欠かさず金曜8時の
「ワールド・プロレスリング」 をテレビ観戦しておりました。

プロレス専門誌 (紙) の 「月刊ゴング」、「別冊ゴング」、「週刊ファイト」 を愛読しており、
それらの記事を読んでいるうちに 「セメント」 なるプロレス隠語を知り得ました。

「セメント」 とは、レスラー同士で暗黙の了解となっている攻防のセオリーを無視して
「本気で対戦相手にダメージを与える攻撃を仕掛けること」 なんだそうな。

当時のオイラは 「ふーん、そんなことがあるんだ~」 くらいにしか思っていませんでした。
しかし、何気なくテレビ観戦していた前述の 「猪木 vs ループ」 戦において、

「ん? なにかいつもと違う展開の試合だな・・・
寝技の攻防で猪木がまったく歯が立たないじゃないか。
ああ、また低い体勢からのタックルで倒されちまった。
この ループ って選手はとにかく寝技が強いな。
関節技の強い選手は何人も見てきたけど、ここまで寝技が強いのは記憶にない。
・・・もしかすると、これが セメント ってやつなんじゃないか?

オイラがこの思考に至るまでに要した時間は、試合開始から約10分後くらい。
それから後は、実に地味で見応えのない (?) 攻防が進んでいくワケですが、
オイラ的には、ループ のグランド技術に見入ってしまい、
実に内容の濃い試合だと感じました。

結局、最後は、ループ のマネージャーである グレート・マレンコ の試合介入により、
予定どおり (?) ループ の反則負けに終わるワケですが、
いやいや、数ある 「猪木が苦戦した試合」 の中でもベストワンと呼んでいい
名勝負だったとオイラは確信しております。

後年、インターネットによって、当時、オイラが感じた思考を、
数多くのご同輩たちが共有していることを知るに至って、
みなさんの想いはこの一点に集約されることとなります。

果たしてあの試合において、
ボブ・ループ は本当にセメントを仕掛けたのか?

オイラの予想は、

モハメッド・アリとリアルファイトで戦ったイノキと、
オレも本気で腕試ししてみたい、
という欲求から、ループ が セメントをちらつかせた

というのが真実ではないか? と妄想しているワケですが・・・
果たして、Gスピリッツインタビュー記事 で真相が明らかになるのか。
昭和プロレスヲタクのご同輩の方々、ぜひ期待しよーぢゃあーりませんか。

ちなみに本日のブログは、「後出しジャンケン」 と思われるのがイヤなので、
あえて Gスピリッツ Vol.52 の発刊日前日に書いている次第です。

そこんとこよしなに。

▼これが問題の試合映像でござんす

ハッキリ言ってフツーのプロレスファンが見ると 
「冗長でつまらない試合」 に見えるかもしれませんが、
まだ 総合格闘技 の 「そ」 の字も世に出ていなかった当時において、
リアルタイムで目撃したオイラには衝撃の展開の試合でした。



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 7月定例やまぼうしライブ








日時 7月12日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 500円 (ワンドリンク付き)
出演 19時30分~ 大森やすゆき (ギター弾き語り)
    20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)





▼関連リンク

2019.04.29 シミフェス17 ライブステージダイジェスト











2000年頃につくったオリジナル曲











※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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