ハイジャック・バックブリーカー

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昨日ブログった ドン・レオ・ジョナサン の代名詞的必殺技。
それが 「ハイジャック・バックブリーカー = 飛行機式背骨折り」 です。

つーか、このワザのオリジネイターが ジョナサン です。

いったん、相手選手を カナディアン・バックブリーカー で担ぎ上げた後、
右手、左手のクラッチを解いてから、相手の手首を 握り直して、
十字架に磔 (はりつけ) したような形でぶん回すという荒技。

見た目のインパクトも抜群で、多くのレスラーが得意技にした
・・・ということはなく、恐らく日本 (のプロレス中継) でこのワザを披露したのは、

マスクド・スーパースター
シッド・ビシャス

の3人だけだったと思います。

▼マスクド・スーパースター
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その理由は、恐らく 「並みの腕力、体力では使いこなせなかった」 
からではないでしょーか。

オイラは、当時の子供がそうだったように、学校の休み時間に、
同級生たちと 「プロレスごっこ」 に興じておりました。
んで、その際に、ハイジャック・バックブリーカー を真似してみようと思いましたが、
カナディアン から ハイジャック に移行する際に係る筋肉への負荷がハンパではなく、
とても子供には真似のできないワザだと痛感したモンです。

前述の、M・スーパースター中西 の ハイジャック の様子をうろ覚えしていますが、
本家・ジョナサン は手首のグリップだけで相手選手を完璧に 「吊り上げて」 いるのに対し、
この二人の場合は 「自分の背中に乗せている」 カンジがして、
ジョナサン の迫力より2枚、3枚落ちる、と思ったモノです。
(残念ながら、S・ビシャス のハイジャックはほとんど覚えていません。)

2018年の今日なら、怪力の マイケル・エルガン あたりが オリジナル・ハイジャック の
使い手になれるかもしれませんが、いかんせん身体が小さいのが惜しまれます。

ところでこのワザのネーミングが、1970年に起こった 「よど号ハイジャック事件」 から
インスパイアされた東京スポーツ記者(恐らく櫻井康雄氏) が名付けた、
という逸話は有名ですが、当然ながらこれは、日本でのみ通用するネーミングです。

では、世界や本場アメリカ・マット界では何と呼ばれていたのか?
オイラ的には長年の謎だったので、いい機会と思い、あれこれとネット検索してみました。

「don leo jonathan back breaker」 をキーワードにして研作してもヒットせず。
ダメモトで 「hijack back breaker」 で検索してみたら日本語サイトが3件ヒットしたのみ (笑)。

どうやら日本以外では、単に バックブリーカー でまとめられていたようです。

もしかすると、今後、WWEあたりで使い手が出てきたら、日本からの逆輸入として、
「ハイジャック・バックブリーカー というネーミングが定着するかもしれません。

オイラ個人的には、偉大なる名レスラーに敬意を表し、
「ジョナサンズ・バックブリーカー」 
命名してもらいたい気もします。

なんてな。


追伸①:
それにしても、テロ事件をヒントにプロレス技をネーミングするとは、
つくずく大らかな時代だったんだ、と述懐します。
もし今、「フクシマ・ボム」、「911バスター」、「サリン・アタック」
 なんてネーミングを行ったら非難されることは間違いありません。

追伸②:
そーいえば、最近は ジャーマン・スープレックス・ホールド の和名である
原爆固め という名称をテレビや各種媒体で目にしませんね。
さすがに、被爆者の方々に配慮しているということでしょうが、
できることなら、この和名は変えずに残していって欲しいモンです。

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 11月定例やまぼうしライブ
日時 11月9日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 FJ-KOBA (ギターインスト・弾き語り)
    ※もう一組は調整中

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久しぶりにつくったオリジナル曲(デモトラック)























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