謎のシュート団体?
約1カ月前に発売されたプロレス専門誌 「G SPIRITS Vol.48」 の中に、
オイラ的に実にツボにはまる表記がありました。
その中にあったこの一文に色めき立ってしまいました。
テネシー州ノックスビルにあった彼の父アンジェロ・ポッフォの団体 ICW に
「カーネル・ヤン・キー」 の名で登場した。
と対戦し、敗れている。
この時期に ICW にいたが対戦記録は発見できていない。
当時の格は、藤井の方が上であった。
当時、ループ、オートン・ジュニアといった強豪を備えていた ICW は、
日本では 「謎の団体」 として静かな話題を呼んでいた。
一部には、「シュート団体なのではないか?」 という声もあった。
藤井は日本人選手として唯一 ICW に参戦したレスラーである。
しかし、藤井の口から、この団体について語られた記事は発見できていない。
うーぬ、当時のオイラがまさにこの幻想を抱いていた
末端ローカルなプロレスマニアでございました。
その後、インターネットが使えるようになってからは、
どこぞのプロレス掲示板に 「ICWに関する情報求む」 との書き込みをしておりますた。
さらに、ロニー・ガービン、”ピストル” ペッツ・ワトレー、等々。
このメンツを見て胸ときめかないプロレスマニアがいたら、それこそモグリだ!
・・・と書いたらさすがに言いすぎだと思いますが、
まあ、それほどの幻想を抱かせる “シューター揃いの団体” だったということです。
その後、いろいろなプロレス関連書籍で ボブ・ループ や ICW の表記を見つけては
関連記事を読み漁り続けて、現在に至ります。
残念ながら同団体が 「シュートをウリにしていた」 というのは完全な幻想で、
単にNWAの仲良しカルテルに入れてもらえなかった嫌われ者が流れ着いた
場末のローカル団体というのがその正体のように思われます。
そのローカル団体は、ポッフォ一家の運営によるプロレス商店だったというオチ。
(まあ、新日本は猪木商店、全日本は馬場商店、国際は吉原一座とも言えますが。)
しかし、いつかはこの ICW という団体にフォーカスした特集記事を
どこぞのプロレス専門誌で組んでいただきたい、と切に願う次第です。
▼米Wikipediaによる解説
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▼ 8月定例やまぼうしライブ
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
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