謎のシュート団体?

約1カ月前に発売されたプロレス専門誌 「G SPIRITS Vol.48」 の中に、
オイラ的に実にツボにはまる表記がありました。

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本誌の中に 国際プロレス外伝 ヤス・フジイ (後編)」 という特集記事があり、
その中にあったこの一文に色めき立ってしまいました。

1979年7月に入ると、藤井はオレゴン地区で一緒だったラニー・ポッフォの誘いからか、
テネシー州ノックスビルにあった彼の父アンジェロ・ポッフォの団体 ICW に
カーネル・ヤン・キー」 の名で登場した。
同月21日にはボリス・マレンコとのコンビで、ボブ・ループ&ボブ・オートン・ジュニア
と対戦し、敗れている。
ラニーの兄で、後にWWFで大スターとなる”マッチョマン”ランディ・サベージ
この時期に ICW にいたが対戦記録は発見できていない。
当時の格は、藤井の方が上であった。
当時、ループ、オートン・ジュニアといった強豪を備えていた ICW は、
日本では 「謎の団体」 として静かな話題を呼んでいた。
一部には、「シュート団体なのではないか?」 という声もあった。
藤井は日本人選手として唯一 ICW に参戦したレスラーである。
しかし、藤井の口から、この団体について語られた記事は発見できていない。

うーぬ、当時のオイラがまさにこの幻想を抱いていた
末端ローカルなプロレスマニアでございました。
その後、インターネットが使えるようになってからは、
どこぞのプロレス掲示板に 「ICWに関する情報求む」 との書き込みをしておりますた。

ボブ・ループボブ・オートン・ジュニア、そして、ボリス・マレンコ
さらに、ロニー・ガービン”ピストル” ペッツ・ワトレー、等々。
このメンツを見て胸ときめかないプロレスマニアがいたら、それこそモグリだ!
・・・と書いたらさすがに言いすぎだと思いますが、
まあ、それほどの幻想を抱かせる “シューター揃いの団体” だったということです。

その後、いろいろなプロレス関連書籍で ボブ・ループICW の表記を見つけては
関連記事を読み漁り続けて、現在に至ります。
残念ながら同団体が 「シュートをウリにしていた」 というのは完全な幻想で、
単にNWAの仲良しカルテルに入れてもらえなかった嫌われ者が流れ着いた
場末のローカル団体というのがその正体のように思われます。

そのローカル団体は、ポッフォ一家の運営によるプロレス商店だったというオチ。
(まあ、新日本は猪木商店、全日本は馬場商店、国際は吉原一座とも言えますが。)

しかし、いつかはこの ICW という団体にフォーカスした特集記事を
どこぞのプロレス専門誌で組んでいただきたい、と切に願う次第です。


▼米Wikipediaによる解説



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 8月定例やまぼうしライブ










日時 8月10日(金)19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分~ そのひぐらし (フォークロック)
    20時15分~ あやあね (劇空間音楽)




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