西城秀樹が遺した功績

2018年5月16日、日本の歌謡界に多大なる足跡を残した
西城秀樹 さんが亡くなられました。
享年63。

オイラと同世代でこの訃報に驚愕しなかった人は皆無でしょう。
それほど70~80年代は文字どおりのスーパースターでした。
(以下、親しみを込めて ヒデキ と呼ばせていただきます。ご了承を。)

ヒデキの功績を語るときに必ずと言っていいほど登場する常套句が
「洋楽の歌唱法を歌謡曲に持ち込んだ」 というヤツですが、
この解釈についてはオイラは異論アリです。
70年代のシングルヒット曲を聴く限り、やはり歌い方というか歌いまわしは、
正真正銘の歌謡曲、つーか、誤解を恐れずに断言すれば演歌風味と確信します。

むしろヒデキの最大の功績は、発声する瞬間に声を裏返す歌唱法と、
歌い終わりの瞬間からクドイくらいに利かせるビブラート唱法を浸透させ、
後追い世代に多数のフォロワーを生み出したことではないでしょーか?
その最たる代表者の一人が 氷室京介 だと思います。

そういえば、ロック系ボーカリストにフォロワーが多いのに対し、
フォーク系、アイドル系にはあまり心当たりがありません。
やはりあの 「絶唱系」、「絶叫系」 はロックにこそ相応しいということなのでしょう。

日本の歌謡界に 「絶唱」 を根付かせてくれた最大の功労者に合掌。



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▼ 6月定例やまぼうしライブ








日時 6月8日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 19時30分~ Tacaco (ピアノ弾き語り)
    20時15分~ Hiddy&Satty (大正JAZZ浪漫)



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