ピンチはチャンス ~ ライブイベントでのトラブル対処法
2018年4月29日(日)に
JR清水駅東口広場にて開催の
シミフェス16 の
ライブステージ出演者を募集中です。
興味のある方は こちら をご覧ください。
※3月5日で締め切りました
PA屋的には耳の痛いハナシでもあるんですが・・・
2018年4月11日付けのアメーバニュースから無断転載。
イベントで機材トラブルがあり、アカペラで歌唱したことを報告した。
この日、イベント出演のためショッピングモールを訪れた森口。
ファーストステージとセカンドステージの2回公演だったそうで、
「どちらのステージも 写真におさまりきれない程のお客様が、
反対側にもたくさんらっしゃって感激」(原文ママ)とイベントの写真を公開した。
また、セカンドステージの途中で
「歌っている最中に機材トラブルでカラオケがなくたったんです」
と突然のハプニングに見舞われたことを明かし、
「おやっ?と思ったけど慌てずそのまま、」
とアカペラで歌い続けたことを明かした。
「そしたら、ワンコーラス終わりでお客様から」
とアカペラの歌唱に盛大な拍手をもらったそうで、
「お客様と私とで暗黙の「このまま行こう」と言う美しい呼吸が生じ」
と最後までアカペラで歌い切ったことを報告した。
森口は「そこにいたすべてのみなさんと特別な一体感が生まれ、
かえって感動的なステージになりました」と振り返り、
「足を運んで下さったみなさま、本当にありがとうございました」
とファンに感謝を述べている。
この投稿に
「トラブルさえも!!自分の味方にしてしまう森口さんのパワー!!」
「奇跡のアカペラ しっかり受け止めましたよぉ~~!」
「森口さんの歌声がより一層輝いてましたね。」
などのコメントが寄せられている。
▼ちなみに件の 森口博子 のブログ記事はこちら
PA屋的には、カラオケが歌の途中で止まってしまうなど、
次から仕事がなくなっても言い訳できないくらいのエラーですが、
そーゆー 「業者的な」 負い目はとりあえず横に置かせていただいて、
この手の 「本番中の予期せぬトラブル」 というのは決して珍しいことではないので、
ステージに立つ出演者は、普段から 「トラブル対処法」 を身に付けて欲しい、
というのがオイラからの提言でございます。
今回、報道されている 森口博子 の対処法は、まさに鉄板トラブルシューティングの一例。
類似のトラブルとしては、突然の停電でPAが完全アウトになってしまったとき、
ナマの肉声 (←こんな日本語ってあるのか?) で対処する、というワザも有名です。
「ピンチはチャンス」 とは使い古された言葉ではありますが、
ライブイベントは、まさにその言葉の本領が発揮されるシチュエーションだと思います。
客同士が喧嘩を始める → ステージ上から説教する
こどもが泣き止まない → ステージ上からあやす (山下達郎の得意技)
メンバーの楽器が壊れた → そのメンバーを客席に乱入させる
突然、照明が落ちる → 客の携帯でステージを照らしてもらう
等々、アイディア次第では、お客さんの心に一生残るような、
素晴しいインパクトを与えることだって不可能じゃありません。
逆に、出演者が 「オレの責任でトラブったワケじゃねーよ!」 的な態度で、
「オラ! スタッフ! 早くなんとかしろ!」 というような態度は絶対にNG。
お客さんはそーゆー時に、その出演者の 「人間性」 を見破ってしまいます。
ピンチはチャンスであると同時に、取り返しのつかない失敗も引き起こしかねません。
備えあれば Urei1176 なし ・・・いや、憂いなし。
(機材ヲタクにしか理解できないボケでした、失礼。)
▼これがウーレイ1176だお
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▼ 4月定例やまぼうしライブ
日時 3月9日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 FJ-KOBA (変態反則系ロック)
あやあね (劇空間音楽)
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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