サンプリングの原点を思い出させてくれるソフト音源

 




2018年4月29日(日)に
JR清水駅東口広場にて開催の 
ライブステージ出演者を募集中です。
興味のある方は こちら をご覧ください。
※3月5日で締め切りました





UVI からソフト音源の新製品 「Augmented Piano」 が発売されました。

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本製品リリースのお知らせメールをいただいたときは、

「何を今さらピアノ専用音源なんか発売するんだ?」

と思いましたが、いちおう製品情報を確認しておこうと思い当該サイトを見ると・・・
んん? これは従来のいわゆる 「ピアノ専用音源」 とは一味もふた味も違う、
かなり変態チックで、下品で、常識外れなソフト音源だと感じるに至った次第。

▼ 「Augmented Piano」 の製品情報

通常、ピアノ専用音源と聴けば、ピアノの鍵盤を弾いたときに出る 「あの音」 を連想します。

しかし、本製品は、鍵盤を弾くことによって、ハンマーが弦を叩く 「あの音」 以外に、
弓、ボトルの蓋、硬貨、ブラシ、消しゴム、指、ギターピック、スティック、等々を使って
弦やピアノ本体を叩いたり、なぞったり、こすったりして発生する 「音」 を、
高品位のマイクでレコーディング (サンプリング) し、それを基に、
音色プログラムを作成する、というアプローチを行っているワケです。

そう、ピアノなのに、本来のピアノとは異なる仕組み (仕掛け) によって、
聴いたことのあるような、ないような、
美しさを感じさせたり、やたらとノイジーだったり、
摩訶不思議で 「普通じゃない」 音をクリエイトする
という実に創造力豊かな製品に仕上がっていると思うワケです。

思えば、80年代初期のサンプリングマシンは、半導体メモリの貧弱さから、
せいぜい数十秒程度のサンプリングしかできなかったため、
ピアノを再現するプログラムを作成するときは、
打鍵するときのアタックノイズだけサンプリングし、
余韻の部分はシンセで合成したプログラムを付加する、等の創意工夫を、
メーカー各社は行ってきたワケです。

そんな中、本来の楽器の音を、本物とは違う発音レンジでプレイバックすることにより、
新たな音色を創り出す、というアグレッシブな音づくりも並行して行われていました。

1982年に 「発明」 されたと言っていい、オケヒットサウンドなどは、
当時のサンプリングマシンの貧弱なメモリー容量を逆手に取った
究極のアイディア製品だったと思います。

今回、UVI からリリースされたこの 「Augmented Piano」 は、
そんなサンプリング初期の創意工夫を喚起させるような、
実にユニークで、アヴァンギャルドな姿勢を感じさせる製品だと感じます。

気になる価格は、UVI のサイトからの直ダウンロードの場合、149ドル ですが、
2018年3月26日までは、発売記念価格 99ドル で販売されていますっ!

これは DAWユーザー の方にはチョーオススメの製品ではないでしょーか!?
ぜひ上記の製品情報サイトにて、実際の出音サンプルをご確認されたし!





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▼ 4月定例やまぼうしライブ







日時 3月9日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 FJ-KOBA (変態反則系ロック)
    あやあね (劇空間音楽)




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※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

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※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

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