星空のジェットプレイン

1993年リリース、加藤いづみ の3rdアルバム 「Sweet Love Song」 収録曲。
作詞・作曲・編曲・プロデュースは 高橋研 。


一聴して、加藤いづみ の愛らしいロリータボイスにグッと惹き込まれてしまいますが、
聴き込んでいくと、曲そのものの出来の良さ、
そしてバッキング演奏の素晴らしさに惚れ惚れしてしまう、
オイラ的には90年代のニューミュージックを代表する超・名曲です。

オイラ的ツボは何と言ってもドラム!
オイラが知っている 島村英二 が参加している作品の中では、
本曲がベストスリーに入る・・・いや、ベストワンかもしれませぬ。
ベーシックな8ビートの後ノリグルーヴもヨイですが、
とにかくフィルインのセンスが素晴らしいすぎますっ。

楽曲の中におけるドラムのフィルイン (=おかず) とは、
「文章」 における文節の 「繋ぎ」 、
つまり、 「接続詞」 の役割をを果たしていると考えます。
その意味において、本曲におけるフィルインは必要十分な説得力を持っている、
とオイラは確信しておりまする。

そして、バッキングに関して重要な役割を示していると思うのが、
曲の全編にわたって聴くことができるアコギのストロークパターンです。

イントロ部分は聴き取りにくいですが、
Aメロからはアップストロークを多用したミュート気味のパターンが確認できると思います。
そして、サビ (=Bメロ ) 後のCメロではアルペジオを使ったパターンが出現。
なんつーか、いわゆるギター弾き語りスタイルとは明らかに異なる、
バンドアンサンブル内におけるアコギのバッキングパターンのバリエーションというか、
「一曲の中で、弾き分けるべきフレーズの引き出しの多彩さ」 が感じられるワケです。

えてして、アコギ弾き語りの方が、宅録でバンドスタイルの楽曲をレコーディングすると
「アコギのバッキングパターンが浮いて聴こえる」 ケースが少なくないと感じますが、
それは、ギター一本で完結している 「弾き語り用のバッキングスタイル」 を、
強引にバンドアンサンブルでも流用しようとして失敗しているケースだと思います。

そのようなケースに心当たりのある方は、
ぜひこの曲のアコギバッキングを参考にされることをオススメします。

▼ぬわんとユーチューブ検索していたら本曲のライブ映像がヒット!

うーぬ、とても良いんですが、やはりドラムに関しては一枚・・・二枚落ちるかな~。
やはり 「星空のジェットプレイン」 に六連フィルは不可欠だからな~

それにしても、2017年の今、この映像を見てみると、何故、加藤いづみ
エイベックスやビーイング系のディーヴァより売れなかったのか不思議です。
オイラ的には、安室、浜崎、華原、Keico 等より100倍は魅力的なんですけどねえ。



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▼ 11月定例やまぼうしライブ





日時 11月10日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 オープンマイク

やまぼうしライブ初の試みとして、オープンマイク(オープンステージ)形式のライブを開催したいと思います。
よーするに、「出演希望の方は誰でも参加して下さい」ということです。

出演希望の方は、ライブ当日、「出演希望者リスト」 にご記入いただきます。
先着順としますので、遅くエントリーされた方は出演できない場合もあることをご了承下さい。
ひとり (一組) あたりの演奏時間は約10~15分程度を目安とします。
楽器はご持参して下さい。マイク+PAのみ主催者で用意します。
(カフェライブのため、大音量の楽器演奏はご遠慮いただく場合があります。)

▼ 関連リンク












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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