時代遅れのヘッドフォンですが
昨日、仕事帰りに立ち寄ったハードオフにて発見っ、ソッコーでゲットいたしました。
▼ KOSS Porta Pro
中古美品が税込3240円。
まあ、納得てきる価格です。
▼(参考)サウンドハウスの製品ページ
ご覧のとおり、見た目のデザインはかなりクラシカル、つーか、古臭くてカッコ悪い。
それもそのはず、1984年 (日本では1988年) に発売されて以来、30年以上も、
デザインがまったく変わっていない! という超ロングセラーモデルなのでございますっ。
オイラは、たしか発売後1~2年の頃に 「楽器フェア」 の会場で試聴し、
イッパツで気に入ってしまい、地元・静岡の楽器店で取り寄せ購入した次第。
初めて楽器フェアで PortaPro を試聴したときのことは忘れられません。
耳に装着した瞬間、
「え? この音はどこで鳴っているの?
近くに大音量スピーカーなんてあったっけ?」
と思い、PortaPro を外してみると、大音量スピーカーなどないことを確認。
ヘッドフォンなのに 「スピーカーが鳴っている感」 のリアルさにビックリしたモンです。
残念ながら、この時、購入した1台目の PortaPro は5年後くらいに断線してしまい、
廃棄してしまいましたが、また機会があれば2台目を購入しようと目論んでいました。
結局、約25年後の2017年にようやく目論見が当たることと相成りました。
さて、肝心の音質ですが、とにかく元気がいい!
プロアマ問わずミュージシャンに人気のある定番ヘッドフォン
「SONY MDR-CD950ST」 とは真逆の性格と言っていいでしょう。
レコーディング音源の粗探しのような用途 (=スタジオモニター) にはまったく不向き。
しかし、ロック・ミュージックを 「もっとロックに聴きたい!」 という方には、
これ以上ないほどのオススメ品です。
バスドラやベース等の低音楽器の 「押し出し感」 はとてもイイカンジで、
ボーカル、ギター、シンセ等の中高域のまろやかさもギリギリ及第点。
しかし、高域は、10kHz以上はほとんど聴こえない・・・ような気がする。
これでステレオ定位がもう少しワイドで明瞭ならうれしいところですが、
まあ、この価格でこれ以上要望するのは酷というものでしょう。
また、典型的な 「オープンエア」 タイプのヘッドフォンでして、
前述のとおり、初めて装着する方は、ヘッドフォンではなく、
近くで大音量スピーカーが鳴っているような錯覚を起こすこと必至です。
事実、オイラも、オイラのPAの師匠も、装着した瞬間、回りを見渡し、
いったんヘッドフォンを外して確認してしまいましたから~。
しかし、このヘッドフォンには致命的な欠点があります。
それは 「音がダダ漏れ」 であるということ。
2017年の今日、他人に迷惑を掛けないという観点からか、
街行く人々が装着しているのは、ヘッドフォンではなくイヤフォンが9割以上と思うワケで、
イヤフォン装着している人の隣に立っても、ほとんど 「音漏れ」 は聴こえません。
現在はそーゆー時代であるにもかかわらず、PortaPro は昔も今も、
かなり大音量で音漏れし続けています。
つまり、他人に迷惑が掛かりそうな密集場所では、事実上使用不可 ということです。
なので、自宅でのリスニング用途がメインの方には強くオススメいたしますが、
電車等での通勤・通学には使えませんので、そこのところはご注意くださいまし。
とはいえ、MDR-CD950ST の音に馴れきってしまった方々には、
ぜひ、スタジオモニターではなく、「音楽鑑賞」 の原点に返る意味でも、
PortaPro をゲットされることをオススメしまっす。
とまあ、まるで KOSS の回し者かのように
PortaPro の賛辞を繰り広げてきましたが
オイラも40年以上、ヘッドフォンを愛用してきて、
PortaPro 以上のいくつもの高級機をを聴いた経験から、
さすがに初めて聴いたとき以上の感動はありませんでしたが(汗)
最後に本末転倒となって申し訳ないっ。
なんてな。
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ 11月定例やまぼうしライブ
日時 11月10日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 オープンマイク
やまぼうしライブ初の試みとして、オープンマイク(オープンステージ)形式のライブを開催したいと思います。
よーするに、「出演希望の方は誰でも参加して下さい」ということです。
出演希望の方は、ライブ当日、「出演希望者リスト」 にご記入いただきます。
先着順としますので、遅くエントリーされた方は出演できない場合もあることをご了承下さい。
ひとり (一組) あたりの演奏時間は約10~15分程度を目安とします。
楽器はご持参して下さい。マイク+PAのみ主催者で用意します。
(カフェライブのため、大音量の楽器演奏はご遠慮いただく場合があります。)
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■