A.I.に仕事を奪われないために
最近のデジタル家電等の動向を見ると、
トレンドは 「A.I.」 と 「IoT」 であると感じます。
また、その動向は自動車業界の 「自動衝突回避システム」 や 「自動運転」 にも
波及しているものと読み取れます。
(いきなり余談で恐縮ですが、「高速道路の通行は自動運転を原則とする」
というルールが確立されれば、追越車線で後続車を強制的に停車させる、
などという暴挙は起こらないような気がしますねえ。)
一方、PA業界に目を移してみると、ここ10年くらいのトレンドは、
・フェーダーやツマミのない遠隔操作専用デジタルミキサー
・デジタルマルチケーブルシステム
・ミキサー内蔵型マルチトラックレコーディングシステム
・デジタルパワーアンプ
・コンパクトラインアレイスピーカー
といったあたりではないか?と感じますが、いかがでしょう。
これって、デジタル家電が 「A.I.」 化する前夜の兆候に似ている、
と感じてしまうのはオイラだけでしょーか?
つまり、近い将来、これらデジタルPA機器がさらに進化していき、
デジタルミキサーに搭載されるであろう 「A.I.」 が自動的に
PAシステムを統合管理してしまう・・・いや、してくれるのではないか?
と妄想する次第です。
たとえば、
ユーザーはまず、従来どおりに仮設PAをセッティング。
ミキサー、スピーカー、パワーアンプ、マイク等を設置した後、
ミキサーの搭載 「A.I.」 に音場測定~補正を命令すれば、
自動的にピンクノイズを発信し、測定用マイクを介して
フラットな音場になるよう自動的にEQ処理を施す。
ミックスバランスのテンプレートの中から、特定の音楽ジャンルや、
有名なPAオペレーターのミキシングパターンを選ぶと、
「A.I.」 が自動的にボーカル、ギター、ベース、ドラムのパートを認識し、
最適なミキシング (フェーダー、コンプ、EQ、FX等)を施してくれる。
もちろん、ギターソロパートと認識すれば、ギターのボリュームも上げてくれるし、
・・・なんていう未来が訪れるのは時間の問題のような気がします。
「そんな機械任せのミックスなんて味気ない」 などと言うなかれ。
ミュージシャンの立場に立って考えれば、PA屋に払う経費が削減できるワケだから、
オートミキシングの精度の向上次第で導入したいと思う方は必ず増加するはず。
つーか、他の業種で起きている
「A.I.が人間の仕事にとって代わる」
という事態が、PA業界だけには波及しない、などと考える方がオカシイ。
今はまだ具体的な 「対処方法」 は見つかりませんが、
近い朝来、PA屋の仕事を 「A.I.」 に奪われないようにするための方法、
つまり、「機械では代用できないオペレーターのセンス」 といったものを、
今まで以上に研ぎ澄ませ、修練を重ねていかなければならない、と思います。
なんてな。
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▼ 11月定例やまぼうしライブ
日時 11月10日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 オープンマイク
やまぼうしライブ初の試みとして、オープンマイク(オープンステージ)形式のライブを開催したいと思います。
よーするに、「出演希望の方は誰でも参加して下さい」ということです。
出演希望の方は、ライブ当日、「出演希望者リスト」 にご記入いただきます。
先着順としますので、遅くエントリーされた方は出演できない場合もあることをご了承下さい。
ひとり (一組) あたりの演奏時間は約10~15分程度を目安とします。
楽器はご持参して下さい。マイク+PAのみ主催者で用意します。
(カフェライブのため、大音量の楽器演奏はご遠慮いただく場合があります。)
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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