PA現場への持ち込む小物など

オイラが20代の頃、PA現場に手伝いに行くときは、
「役に立ちそうな小物」 を持参するのが常でした。
たとえば次のようなモノ。

・ガムテープ (布)
・ビニールテープ
・油性マーカー
・カッター、ハサミ
・ドライバー (プラス、マイナス)
・六角レンチ
・テスター

これら小物は、現在も一応、機材車の中に常備してはいるものの、
使用頻度が激減していて、ふと気が付いたら機材車のどこにしまったのか失念していて、
肝心のときに見つからない、なんつー本末転倒な事態に陥ったこともあります。

なぜ、使用頻度が激減したのか、といえば、それはもう答えは明快。

ビニールテープとマーカーは主にミキサーのチャンネル表記に使用していましたが、
最新のデジミキには、各チャンネルに 「名前」 を付ける機能が装備されているので、
必要なくなってきました。

テスターは、現場の電圧測定、ケーブル等の断線確認等に使用していましたが、
従来のアナログ機器は不安定な電圧変動に影響を受ける機器が多かったのに対し、
最近のデジタル機器、特に国産品は80V台に低下しても、とりあえず動作してくれるので、
電圧測定する機会が減少してきました。
また、デジタルミキサーにアウトボード機能が搭載されたことにより、
従来のようにミキサーからコンプ、ゲート、グライコ、リバーブ等の外部機器を、
ケーブルで物理接続する必要がなくなり、信頼性の高いケーブルを厳選できるため、
粗悪で、断線のリスクが高いケーブルを使わなくなりました。

さすがに、ケーブルの養生、マイクスタンド等のネジの締め付け等の需要があるため、
ガムテープ (布) やドライバー、レンチの出番はまだありますが、
それでも以前に比べれば、機材の信頼性が向上しているためか、頻度は減っています。

もう何度も書いてますが、PA関連機器のデジタル化の恩恵は計り知れません。
特に体力減退を自覚している高齢PA屋さんで、未だに数十キロのパワーアンプ
大型アナログコンソールを重用されている方は、一考の余地ありと思いますぞ。

マヂで、現場への持ち込み機材の数が一気に減少します。
その代わり、未知のデジタル機器特有の使用方法、専門知識を
習得する必要がありますけどね。



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▼ 9月定例やまぼうしライブ







日時 9月8日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 19時30分~ 丸山研二郎 (アコギ職人)
    20時15分~ 秋山マサアキ (アコギ弾き語り)




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