マイクロコンポーザー
オイラが今まで使ってきたローランド製品の中で、もっとも思い入れがあるモノといえば、
間違いなくコイツで決まりです。
MC500 mk2
これはどーゆーカテゴリーの製品かといえば、「MIDIシーケンサー」 です。
それはどーゆー用途に使うマシンなのかといえば、
「MIDI機器を自動演奏させる」 ために使います。
つまり、それ以前は 「自宅で一人多重録音 = 宅録」 で作品 (楽曲) を作ろうと思ったら、
自分で実際に演奏してMTRに録音する 以外に手段はなかったワケですが、
(注:辛うじてドラムマシンを併用する、というワザはありましたが)
安価なMIDIシーケンサーが発売されたことにより、自分が弾けない楽器 (パート) は、
MIDIシーケンサーに 「自動演奏」 させる ことが可能となったワケですっ!!!
自動演奏とは言っても、現在のように 「AI」 が勝手に伴奏を加えてくれるワケではなく、
あくまでユーザーが一音、一音、入力しなければなりません。
そして、譜面どおりカッチリと入力してしまうと、
いかにも自動演奏という味気ないオケになってしまうので、
いかに 「人間っぽい揺らぎ = グルーヴ」を付け足すか、
というワザ (センス) がユーザーの必須テクニックでした。
オイラは、初代 「MC500」 が発売された1986年には、財政的な理由で購入できず、
1987年に2代目となる 「MC500mk2」 をリリースと同時に購入した次第。
購入前に関連書籍を読み漁り、机上で打ち込みシミュレーションを重ねていたので、
購入と同時にほぼひととおりの機能を使うことができましたっ。(エヘン!)
つーか、オイラの 「MIDI関連知識」 は、間違いなく MC500 を使いたいがために、
現物を手に入れるまでに要した約1~2年間に習得した知識が 「ほぼすべて」 です。
さすがにあれから30年以上が経過した2017年の今日に、
あの頃のように、MIDIインプリチャート を見ながら、パラメーターをひとつずつ
エクスクルーシブメッセージ の データ を入力していく、な~んてことはできませんな~。
チェックサム の計算なんてもう二度と御免被りたいです。
そーいえば、ローランドの 「R8」 というドラムマシンは、
コントロールチェンジ の 「10番 = パンポット」 に対応していなかったので、
MC500 で、3時間くらかけて、エクスクルーシブメッセージ で
右から左への 「タム回し」 を入力したことが思い出深いですな~。
とまあ、そんなワケで、と~っても思い入れのある機材でございました。
作詞作曲は音楽仲間のM氏で、アレンジと打ち込みとギターと仮歌がオイラどすえ。
・・・ユーチューブチャンネルでの評価はかなり低いですが(涙)
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ 4月定例やまぼうしライブ
日時 : 4月14日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■