アナログミキサー・アンソロジー

デジタルミキサー大好き人間を自認しているオイラですが、
デジミキが登場する以前は、当然ながらアナログミキサーを使用しておりますた。

オイラが実際に所有していた8ch以上のアナログミキサーは次のとーり。

1 TASCAM M308 (8ch/モニターブロック式レコーディングミキサー)

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2 TASCAM M2524 (24ch/インライン式レコーディングミキサー)

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3 ROLAND M24E (24ch/ラインミキサー)

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4 MACKIE 24・8 (24ch/インライン式レコーディングミキサー)

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90年代以前は 「PAミキサー」「レコーディングミキサー」
明確に区別されていましたが、2000年代に入り、DAWが宅録の中心となってからは 
「アナログ・レコーディングミキサー」 という製品群は絶滅してしまいました。

そー言えばオイラは、「アナログ・PAミキサー」 というモノを所有した経験がありません。
(もちろん他人のモノを使ったことはありますが)
つーか、PAミキサーを自宅に設置してもラインミキサー程度しか立ちませんからねえ。

さて、前述の4つのアナログ・レコーディングミキサーの中でもっともお気に入りだったのは、
そらー間違いなく 「MACKIE 24・8」 でした。
厳密に言うと、この製品はオイラが購入したのではなく、宅録ヲタク友人の捨石氏から
無期限でお預かりした 「借り物」 でしたが、ご厚意に甘えて使い倒させていただきました。

マッキーらしい、痒いところに手が届く様々な 「仕掛け」 が施されていて、
パッチベイを活用することで、とても幅広い 「応用」 が効きました。
もっとも、機材の使い方を熟知できたからと言って、
それに比例して楽器演奏技術が向上するはずもなく、
すぐれた宅録作品を残せなかったというのはご愛嬌。

もう何度も書いていますが、この頃のパッチベイを使った試行錯誤や創意工夫が、
後年、デジタルミキサーを使い倒す際にヒジョーに役に立ちました。

暴言になりますが、オイラ的にはデジタルミキサーとは 「常に思考しながら利用するギア」
だと思っているので、ただ単に 「直感的に使いにくいからデジミキは嫌い!」 という意見は、
まったくの的外れであると考えます。
まあたしかにそーゆー方は、一生、デジミキは触らない方が 「身のため」 だと思いますね。

もし今、マッキー24・8 を使ってPAオペしてくれ、と言われれば、
オイラは何の戸惑いもなく使いこなす自信があります。
つーか、アナログミキサーを経験したデジミキ使いであれば、誰でも同じです。

恐らく最初の1時間くらいは楽しくオペできると思いますが、
時間が経過するにつれ、「デジミキだったら搭載されているあの機能がない!」 ことに
徐々にイラついてくるような予感がします。

コンプがない! ゲートが使えない! EQの周波数帯が可変式じゃない!
ライブレコーディングに対応できない! 電源ノイズが消えない! ・・・等々。

そうだ、オイラはこーいったしがらみから逃れるために、
早々とデジミキに転向したんだった。
なので、今さら昔に戻る気などサラサラありません。

オイラが述べるまでもなく、身の回りのすべての道具は昔から変化・変容しています。
紙媒体だった 「本」 は電子書籍となり、銀塩フィルムのカメラは完全に淘汰され、
あと数年で自動車のメインはハイブリッドか電気自動車にシフトしていきます。

オーディオミキサーだけが 「アナログのまま」 なんてことは絶対にあり得ません。
だったら 「前に進む」 以外に選択肢はないと思うんですけどねえ。



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▼ 月定例やまぼうしライブ












  日時 : 2月10日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ BLUES和也 (イカサマロック)
       20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)




▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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