スイシーダ
今から３４年前の、１９８２年７月３０日に愛知県体育館で行われた一戦です。
上記動画 パート２ の ７分３０秒 あたりから繰り広げられる攻防の中で、
佐山タイガーがリング上でバック転した直後に場外のブレットに向かって飛び込むワケですが、
オイラの４０年余のプロレス観戦歴の中で、文句なくナンバーワンの場外ダイブシーンでございます。
タイミング的には トペ・スイシーダ なんですが、
ルチャにおける 「トペ」 とは、「頭から突っ込んでいくワザ」 全般を指す言葉なので、
佐山タイガーのそれは プランチャ と形容するのが正解だと思います。
当時、このシーンをテレビで見たときの衝撃は忘れられません。
２０１６年の今日、このユーチューブで見直しても観客のどよめきがハンパないことがわかります。
もちろん２１世紀の飛び技もハンパなくゴイスですが、あからさまにワザを受ける側が、
相手が飛んでくるのを待っている様子がバレバレというのは、ちょっち興ざめします。
それに対して、この佐山タイガーの飛び出す前のバック転のフェイントの必然性、
完全に相手の意表を突いて一気に場外に飛び出すスピード感、
あまりにも説得力のある攻撃シークエンスではありませぬか。
まあ、昭和のプロレスに回帰せよ、などという戯言をオイラは吐きませんが、
ほんの少し、この佐山タイガーの 「プロレス勝負論」 を包含した戦い方も
現代のプロレスラーに踏襲して欲しい気がします。
なんてな。
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▼ ９月定例やまぼうしライブ
日時 ： ９月９日（金） １９時３０分～２１時００分
▼ 関連リンク
２０１４年１月１０日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
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