オーディオマニアの行き着く先はマイ電柱
2016年8月16日に掲載された ウォーストトリートジャーナル の次の記事が
一部で話題になっているそうな。
記事の内容は上記リンクからオリジナル記事をご覧いただきたいと思いますが、要約いたしますと、
・オーディオマニアの間では、電源コードを変えれば音質が変わるというのは常識。
・しかし、電源そのものがピュアでなければ、どんなに高級な電源ケーブルを使用しても限界がある。
・よって、電源そのものをクリアにするために、自分専用の電源を確保する=マイ電柱を立てる、
ことがオーディオマニアの究極の欲求となっている。
ということである、とオイラは読み解きました。
(ちなみにそのスジのマニアの間では 「MY柱 (マイチュー)」 と呼ぶらしい)
実は、まったく同じことを 山下達郎 師匠もサンデーソングブックで発言しておりましたので、
オイラ的には別にこの記事の内容に驚くことはありませんでしたが、
一般ピーポー向けのインターネットニュースにこの超マニアックな記事が掲載された、
という背景の方にビックリした次第です。
▼ (参考) 2011年6月26日のサンデーソングブックの文字起こし (!)
さて、ここで気になるのは、果たしてマイ電柱 の設置経費はおいくらなのか?という疑問。
前述の記事の中では 「4万ドル (なぜ円ではなくドル表記なのか?)」 と記述されておりますが、
念のため別途インターネット検索してみるも、そのものズバリの答えには行き着かず、
400万円とか、22万円とか、諸説様々で残念ながらわからずじまいでした。
ただオイラ的には、ハイエンドのプリメインアンプやスピーカーが数百万円することを考えれば、
たとえマイ電柱の設置経費が400万円だったとしても 「お買い得」 のような気がしますねえ。
少なくとも電源ケーブルを替えるよりも確実にピュア電源に近づくので、
オーディオマニアでなくとも 「音質の違い」 が少なからず体感できるように思われます。
ちなみにオイラは 「電源ケーブルを替えただけで音質まで変わるワケがない!」 派ですけど。
ところで、オーディオや電子楽器の世界ではよく使われる 「ピュア電源」 とはそもそも何なのか?
改めてインターネット検索しても・・・ヒットしませんねえ (苦笑)
オイラ的には、むかーし、サウンド&レコーディングマガジン の電源に関する特集記事で読んだ
「限りなく正弦波 (サイン波) に近い特性を持つ交流電源」 であると解釈しておりまして、
同記事内では、そのピュア電源を確保するための手段として、
「正弦波電源供給機」 が紹介されていたと記憶しております。
当時 (1990年代?)、それら機器の中でもっともコストパフォーマンスが高いとされていたのが、
シナノ電機 の HSR510 という製品。
上記サイトでの販売価格は630,720円 (税込) 。
決して気軽に購入できるお値段ではありませんが、たしか十年前はもっと高価だったような・・・
さらに、400万円かけてマイ電柱を設置するよりは遥かにコストパフォーマンスが高いので、
オーディオマニア的にはこちらに投資する方が現実的だと思いますけどねえ。
(ただし、出力電流5Aという規格がネックですが)
オイラはオーディオマニアではありませんが・・・ちょっち興味あります。
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▼ 9月定例やまぼうしライブ
日時 : 9月9日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
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