いつも見ていたヒロシマ

 

  
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1980年リリース、吉田拓郎 の11枚目のスタジオアルバム 「アジアの片隅で」 収録曲。
作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎、編曲:青山徹。


昨年 (2015年) 11月に亡くなられた、古くからの吉田拓郎の盟友である 岡本おさみ 氏による、
はかなく、美しい日本語歌詞が染み入ります。
吉田拓郎には珍しい直接的な反戦歌であり、恐らく80年代ではこれ1曲のみと思われます。

いつぞや、何らかのインタビューで拓郎は
「僕は自分のことを 「オレ」 とは言わないんです。 だいたい 「僕」「オイラ」 ですね。」
と応えていたことを記憶していたので、この曲で一人称に 「オレ」 を使っているのを見たとき、
拓郎にとって 「特別な曲」 なのかもしれない、と思った次第です。

お花畑的な反戦歌にありがちな 「愛があれば平和はかなう」 とは言わず、
「子供らにオレたちが与えるものはあるか? 安らかに笑う家はいつまであるか?」
という、親となった自分への自問自答をもって 「平和に賭ける想い」 を綴っています。

2016年の夏、日本映画界では、シン・ゴジラ が、日本という国家、日本人という民族に対する、
強烈なテーゼを掲げておりますが、オイラ的な回答のひとつがこの曲であったりします。

いつも見ていたヒロシマ

八月の光がオレを照らし
コンクリートジャングル 焼けつく暑さが
オレの心をいらつかせる 

癒せない 満たせない 慰めもない
深い祈りと深い悲しみ 渇いた心をかかえて
オレは何処へ行こう 君は何処へ行く

時は押し流す 幾千の悲しみを
時は苦しめる 幾千の思い出を
焼けつきた都市から確かな愛が聞こえる

子供らにオレ達が与えるものはあるか
安らかに笑う家はいつまであるか
いつもいつも 遠くから遠くから 見ていたヒロシマ

八月の神がオレを見つめ
コンクリートジャングル 逆らう日々が
オレの心を苛立たせる

笑えない 落ち着けない 安らぎもない
歌う敵と 歌う真実 見えない心を抱いて
オレは何処へ行こう 君は何処へ行く

時は忘れ去る 幾千のごまかしを
時は汚してる 幾千のやさしさを
焼けつきた都市から確かな愛が聞こえる

子供らにオレ達が与えるものはあるか
安らかに笑う家はいつまであるか
いつもいつも 遠くから遠くから 見ていたヒロシマ




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▼ 月定例やまぼうしライブ

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  日時 : 9月9日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ 杉本あきら (ギター弾き語り)
       20時15分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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