ロックは反体制だと言うが
「そもそもロックは反体制の音楽だ」 という主張もわからないではないですが・・・
若者のやり場のない怒りや、やるせない想いを代弁するかのように、
社会や大人への反抗、自由に生きたいという思いからの暴力やセックスへの誘導 (?) を
アジテートしてきたのは間違いのない史実だと思います。
しかし、明確で具体的な政治メッセージが込められていたかと言うと、オイラ的には甚だ疑問です。
つまり、右派・左派・中道、社会保障や税制に対する自分たちの主義主張を、
アルバムに明示したり、ライブで演説したり、あるいは特定の政党への入党を勧めたり、
といった 「本来の意味での政治活動」 を行ったミュージシャンは、
恐らくメジャーフィールドでは 「皆無」 だったのではないか? と思う次第です。
6月中旬あたりから、例の 「フジロックに政治を持ち込むな」 の話題から、
本日のお題である 「ロックはもともと反体制だ」 というフレーズを散見するワケですが、
この2つの主張って、実はまったく噛み合っていないような気がします。
たしかに、反体制的なアジテーションを歌った曲はゴマンとありますが、
「日本国憲法を堅守せよ」
「自衛隊は人殺し」
「自民党バンザーイ」
というような歌詞は、少なくともオイラは一度たりとも見たことがない。
せいぜい
「オレは無政府主義者だぜ」
「学校のガラスを割ってやれ」
「ハイウェイをブッ飛ばせ」
等々ぐらいのモンじゃなかろうか?
繰り返しますが、ロックには反体制・反社会的なアジテーションは多数ある一方、
明確な政治的メッセージや具体的な政策を提示したものはほとんどありません。
これって
「ロックは反体制だが、政治的メッセージを示したものはない」
ってことじゃなかろーか?
みなさんのご意見やいかに?
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ 7月定例やまぼうしライブ
日時 : 7月8日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■