カポタスト考
アコギ弾き語りの方は カポタスト を使うことに特別な感情 （？） を抱くことはないと思いますが、
アコギ弾きからロックテイストのエレキギター弾きに転向 （？） して、
その後再びアコギ弾き語りに戻ってくると、なんとな～く、カポを使うことに抵抗感というか、
「カポなんぞは初心者が使うモノだ！」 的な想いを抱いてしまった不届き者は、
他でもない、オイラ自身のことです。
まあ、さすがに２０１６年の現在はそれほどでもありませんが、
一時期はローコードの 「C」 を押さえることが、なんともカッコ悪く思えてしまい、
意図的に Key=C の曲を避けるというか、Key=Cの場合は、３カポで 「A」 を弾く、
というようなことをやっておりました。
・・・つーか、カポを使ってんじゃん ＞ オレ。
ただ、意地でもカポを使わないテイでギターを弾いていた時期が約１０年ほどあったので、
そのおかげで、指板上の相対的なコードポジションを理解することができました。
これって、結果的にギターの練習方法として有効だったのではないか、と述懐する次第です。
Key=C の曲を弾く時、ノーカポでローポジションの 「C」 を弾くのと、
３カポで 「A」 を弾くのと、はたまた５カポで 「G」 を弾くのでは、
間違いなくコードの響き方に違いが出ます。
オイラはやはり、「A」、「E」、「D」 のフォームが特に 「ロックっぽい響き」 と感じるので、
可能な限りそのキーに移調するか、あるいはカポで強引に辻褄を合わせるようにしています。
なかなかアコギ弾き語りが上達しないと思っている方がいるようでしたら、
「カポを使わない練習」 を試してみるのも一考ではないでしょーか？
ノーカポで 「C♯」 の曲を弾いてみると、それはそれは複雑怪奇で困難極まりないですぞ。
手とアタマの練習としてはもってこいかもしれませぬ。
なんてな。
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▼ ７月定例やまぼうしライブ
日時 ： ７月８日（金） １９時３０分～２１時００分
▼ 関連リンク
２０１４年１月１０日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー （2000年に宅録したオリジナル曲です）
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