アナログレコードはCDよりも高音質?

藤本健の Digital Audio Laboratory に興味深い記事が掲載されておりますた。


よーするに、2016年3月にソニーが発売したUSB端子装備のターンテーブル
「PS-HX500」 を使ってアナログレコードをDSD化したら、
市販のデジタル音源 (CD、ハイレゾ等) と同等のデジタル音源となるのか?
を、実際に藤本氏が試してみたところ、「同等にはならなかった」 という結果でした、ということ。

そらー、そーだろ。
2000年代?、2010年代? 頃からか、さかんにアナログレコードやハイレゾ音源を
賞賛するようなインターネット記事を見かけるようになった印象をオイラは抱いておりますが、
オイラ個人的には、「いや、アナログレコードの音はCDよりかなりヒドイ」 と思っているので、
藤本氏の実験結果には大いに納得する次第です。

つーか、オイラ自身、何度となくアナログレコードをデジタル録音して、パソコンやiPhoneで聴く
ということを経験しておりますが、やはり 「ただデジタル録音した」 だけでは、
プロのエンジニアがCD向けにマスタリングを施したデジタル音源には、まったく叶わない、
という 「現実」 を痛感しております。

それでは、と、DAWを立ち上げて、マスタリング用のプラグインを駆使して、
トリートメントを試みるも、やはり、俄か技術では納得のいくマスタリングとはなり得ません。

インターネット検索すると、アナログレコードの音質はCDを遥かに凌駕する!!
と言ったユーザーの意見が多数ヒットいたしますが、オイラ的にはまったく信じられません。
いったい、何十万、何百万のオーディオシステムでレコードを聴いているのか、
ぜひ、そのシステムでオイラもレコード鑑賞させて欲しいモンです。

つーか、アナログレコードをデジタル音源化する際には、
EQ、マルチバンドコンプレッション等の、いわゆる音圧アップ作業以外に、
クラッチノイズ除去という、素人には気が遠くなるトリートメント作業を行わなければならず、
さらに、高域を強調したいがために、下手にエキサイター系をインサートしようものなら、
逆にデジタルノイズ (折り返しノイズ?) が激しくなってしまったり、と、
なかなか一筋縄でいくものではない、とオイラは思っています。

なので、アナログレコードを所有していたとしても、財政に余裕があるようなら、
すでにリマスタリングCDが存在しているのであれば、そちらを購入し直したいと思う次第です。

繰り返しになりますが、本気でアナログレコードの方が
リマスタリングを施したCDより高音質だと思っている人がいるのであれば、
ぜひ、アナログレコードを再生するシステム環境をご教授いただきたいモノです。
少なくともオイラには、とても信じられないハナシでございます。




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▼ 月定例やまぼうしライブ











  日時 : 5月13日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ WoodyBell (アメリカンフォーク)
       20時15分~ あやあね (劇空間音楽



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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