太陽神
海外の大物ミュージシャンの訃報が続きます。
去る2016年2月3日、アース・ウィンド・アンド・ファイアー のリーダー兼ボーカルである、
モーリス・ホワイト 氏が亡くなられました。(享年74歳)
オイラはディスコ世代なので、アースサウンドは、まさに 「時代の音」 として身体に浸み込んでいます。
オイラが高校生だったときに 「宇宙のファンタジー」 が日本で大ヒットし、
文化祭のファイアーストームの際、全校生徒でディスコダンスを踊った覚えがあります。
1970年代後期において、日本の洋楽ファン、特にハードロック系の方は、
NHK-FMでオンエアされていた 「ヤングジョッキー」 という番組を
愛聴されていたものと推察いたしますが、この番組のDJである 渋谷陽一 氏は、
名うてのレッド・ツェッペリン信望者で、ゴリゴリのブリティッシュロック推しと思いきや、
たしか77年頃だったか、突如、EW&Fを強くプッシュするようになりまして、
オイラは同番組の今までの流れからすると、かなり 「場違い」 感を覚えたモノです。
とは言うものの、渋谷氏のおかげでオイラもEW&Fの音楽を知ることができ、
決して深みには入らなかったものの、一連のヒットナンバーはヘビロテ視聴したモンです。
そー言った意味では、オイラが生涯で初めてちゃんと聴いた 「ファンク」 は、
山下達郎師匠ではなく、EW&F だったのかもしれませぬ。
ここでちょっとだけトリビア。
こちらは1981年に国際プロレスに一度だけ来日したメキシカン・レスラー。
ティエラ・ビエント・イ・フエゴ というリングネームで、
日本のプロレス専門誌は 「風林火山仮面」 というニックネームを付けましたが、
その後、数カ月経ってから、実はこれ、「アース・ウィンド・アンド・ファイア」 を
スパニッシュ読みしただけ、というか、有名ロックバンドの名前を拝借したということが判明し、
俄かに再来日を求める声が高まったとか、高まらなかったとか。
ちなみに試合内容はかなりショッパかったらしいです。
オイラはテレビで目撃した記憶がありませんが。
さて、アースの音楽に戻りますが、曲の芸風はたしかに 「ファンク」 なんですが、
一般的なファンクにありがちな 「ゴリゴリ感」 や 「ブイブイ感」 が乏しく、
逆にあまりファンクでは使われない、メジャーセブン系コードや洒落たテンションコード、
ツーファイブ進行を多用する点等が、ファンクらしからぬ洗練されたサウンドを演出していると感じます。
そんなファンクらしからぬサウンドをファンクたらしめている最大の理由が、
リフ一発系の楽曲構成であり、キョーレツ極まりないブラスアレンジであると言えます。
この1976年の 「ゲッタウェイ」 なんて、いま聴いても血沸き肉踊りますもんねえ~
う~、かっけー!
・・・って、この曲はゴリゴリ系ファンクじゃねーか!
(いちおうノリツッコミのつもりです)
世界中のダンスフロアを萌え上がらせてくれた最大の功労者に合掌。
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▼ 2月定例やまぼうしライブ
日時 : 2月12日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ 荒井 豊 (静かなギター)
20時15分~ Youki (ギター弾き語り and more)
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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