記録は残したが記憶は残せなかったと思います

2015年10月17日のヤフーニュースから無断転載
評価されなかった 「偉業」 = 亀田興、孤立の競技人生 ― ボクシング
亀田興の功績をたたえる声は、ほとんど聞かれない。
古今東西を見渡しても、3階級制覇を果たしてそんな扱いを受けたボクサーはいないだろう。
最初の世界王座獲得となった2006年8月のランダエタベネズエラ) 戦は、
「疑惑の判定」と激しく批判された。

翌07年には3兄弟の次男大毅が内藤大助戦で反則を繰り返し、社会問題化。
父史郎氏の高圧的な振る舞いに世間は嫌悪感を示し、一家は完全に孤立した。
それまで父子物語を美談仕立てに報じていたメディアも手のひらを返す中、
矢面に立った亀田興は記者会見で肩を震わせながら頭を下げた。

2年後、フライ級で内藤に完勝し2階級制覇。
これは競技人生の中でも数少ない光る試合だったが、周囲の見る目はさして変わらなかった。
3階級制覇しても同じ。
過去の名王者に勝った王座決定戦の質が問われた。

大毅が敗れても王座を保持し続けた13年12月の世界戦をめぐり、
日本ボクシングコミッションは亀田家排除の方向性を鮮明にした。
日本のリングに立てなくなった3兄弟の情熱は、次第に薄れていったのかもしれない。
亀田興は河野戦を最後に引退すると決め、昨年の時点で家族に伝えていた。

三男和毅は9月の試合に敗れ世界戦2連敗。
その前座に出場して負けた大毅は弱気な言葉を残した。
長兄の敗戦、引退はボクシング界における亀田家の終幕を連想させる。
亀田興は 「いいボクシング人生を送れて楽しかった」 と努めて明るく振る舞った。
そして、今後について聞かれると
「新たな世界で頑張って活躍していこうと思う。その時は応援してもらいたい」
と柔和な顔になった。 実は繊細な心の持ち主。
「悪役」に徹するのは、性に合わなかったことだろう。 


まだ28歳なのに早々と引退。
これ以上、醜態を晒さないための配慮としては適切な判断だと思います。
このまま続けても新しい 「記録」 を樹立するのは100%無理ですからね。

ニュース記事のとおり、たしかに記録は残したものの、
その記録を樹立した試合の内容を記憶しいているファンはほとんどいないでしょう。

亀田興毅といえば、あからさまにヒール仕立ての外見や物言いとは異なり、
試合開始から徹底した守備主体のファイトスタイルで、アグレッシブさの欠片もない、
高額なチケット代を払った観客の気持ちをまったく無視した試合運びが定番でした。

プロボクサーとしての戦績は 35戦33勝 (18KO) 2敗 。
18KO といってもそのほとんどはあからさまな格下相手の試合ばかりで、
肝心の世界タイトルマッチ15戦での判定決着は13試合!
いかに 「勝ちにいく試合」 よりも 「負けない試合」 に徹していたかがわかります。

恐らく今後はタレントとして活躍していくんでしょうが、果たして使い物になるのでしょーか?
決してアタマの回転が悪いとは思いませんが、ヒールからのキャラチェンジが必須と思います。

まあ、がんばって下さい
・・・と、心にもないことを言ってしまいました。


▼ユーチューブに最後の試合のダイジェストがアップされていました。
 最後の最後までディフェンス主体のつまんねー試合を展開した模様です。




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▼ 11月定例やまぼうしライブ










  日時 : 11月13日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ てづかあい (ギター弾き語り)
       20時15分~ 杉本あきら (ギター弾き語り



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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