誰でも最初は

先日、とあるライブでチョーヘタクソなバンドのステージを目撃すますた。

ドラムのカウントのテンポとイントロのテンポがまるで違うところから始まって、
音程が聴き取れないほど歪んだギターの音色。
8分のダウン刻みなのに軸からブレまくるヨボヨボベース。
一生懸命叩いているのにまったく迫力のないドラム。
絶叫している割に声量がなく、メロディラインというものが感じられないボーカル。

うーぬ、お客さんに見せるモノ (=芸) としてこれはいかがなモノか?

ちなみにこのライブは複数のバンドが入れ替わり立ち替わり出演するイベントで、
バンド側が出演料を払えば誰でも自由に出演できると思しきシステム。

PAは恐らくプロでも対応できそうなしっかりした機材が揃っていましたし、
実際、セミプロレベルの出演者も散見されました。

それだけに、このバンドのヘタクソ度合が余計に目立っていたワケですが、
本人たちはまったく悪びれた様子はなく、約30分のステージを終えて、
「オレ、やったぜ」 という体でステージ袖へのハケていきました。

まあ、誰でも最初から超絶技巧であるはずもなく 「初心者時代」  があって当然ですが、
では、どれくらい上手くなったら 「ひと様」 の前で出演していいのか?ということになりまして、
その判断、見極めこそがミュージシャンとしてのセンスに直結している・・・ような気がします。

また、それと並行して 「上手くなるための手段 (=経験を積む) としてライブ出演する」
というハナシというか 「説」 もあったりします。

結論から言うと、その辺の判断は十人十色で個人の自由ということになりますが、
オイラ的には残念ながら、その説には同意できない。

どうしても初心者出演オッケーのライブ (イベント) は 「観客不在」 になりがちと痛感します。
会場として使われるであろう、ライブハウスの経営的な側面から見ると、
出演側と言えども、出演料を支払ってくれる出演者は 「お客さん」 でもあるので、
無下に初心者出演不可にすることは困難と理解しています。

でもな~、アマチュアと言えど、ミュージシャンとしての 「矜持」 というモノがあるでしょう。

え? ない?
じゃあ、いいです。




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▼ 月定例やまぼうしライブ











  日時 : 6月12日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)
       20時15分~ 秋山マサアキ (ギター弾き語り
 



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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

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※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

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※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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