ライブでの 「バックトラック音源」 使用について

アマチュアミュージシャンで、ライブに 「バックトラック音源」 、すなわち 「カラオケ」 
使用される方は少なくないでしょう。

オイラも宅録したカラオケ音源をライブで使用する機会が多々ありますが、
その音源再生方法はビミョーに変化してきました。

80年代は、カラオケ音源とは 「MIDIシーケンサーを使ってMIDI音源を鳴らすこと」
と同義語であったため、オイラだけでなく当時の打ち込みマニアの多くは、
シーケンサー、シンセ本体、音源モジュール、ミキサー、その他周辺機器をライブ会場に持ち込み、
ゼロの状態からセットアップし、ケーブルを配線し、ミキサーアウトをPAに送るなどして、
「自宅スタジオと同じ環境をライブで再現する という、涙ぐましい努力をしていました。

し・か・し、これが上手くいかないんだな~。
自宅でシーケンサーを走らせたときは問題なかったのに、どんなに同じようにセットアップしても
何かしらのトラブルで鳴らない音源があったり、ミックスバランスが崩れていたり、
最悪の場合はシーケンサーそのものが走らない、なんて事故も十分にあり得ました。

そんな悪夢のような実体験、あるいは他人のライブでの事故を何度も目撃したため、
その後は、宅録でカセットテープやMDにミックスダウンした 「マスターカラオケ」 を録音し、
ライブ本番ではそれを再生する方向にシフトしていったワケです。

ただ、「カラオケを再生する」 だけだと、お客さん目線的にカッコ悪い気がしたため、
必要最小限の機材のみライブ会場に持ち込み、シーケンサー「走らせるフリ」 して、
実際はMDプレーヤーの再生ボタンを押し、シンセを 「弾いているフリ」 するなどしていました。
よーするに 「当てぶり」 していたワケです。

以後、オイラ自身は、シーケンサーやパソコンをライブ会場に持ち込むことはせず、
MD、CD-R等にカラオケを録音し、それを自分自身、あるいは PAにポン出しを
依頼するなどしておりました。

現在でも稀にノートパソコンを持ち込んで、DAWを起動し、カラオケ再生する方を見かけますが、
オイラ的には危険なコトやってるな~感がハンパないです。
演出上、どーしてもDAWによる再生でないと対応不可能というケース以外は、
iPod等でカラオケをポン出しする方が無難だと思いますねえ。

また、前述したとおり、パソコンやらシンセを持ち込んでセットアップするとなると、
それだけで自分の 「持ち時間 (出演時間)」 を浪費してしまいますんで、ライブ出演時は、
極力、持ち込み機材をスリム化した方がヨイ、ことを強くオススメします。

ちなみにオイラ、最近はカラオケのポン出しに 「ルーパー」 を使用しています。
別にループ芸を披露するワケではなく、単純にオケ出し用再生機器としての使用です。
これなら自分の好きなタイミングでカラオケをスタートできます。

たとえば、1コーラスはアコギ弾き語りで、2コーラスのアタマからカラオケを重ねる、
といった演出にも自由度の高いポン出しに対応することができます。
オイラ的オススメの小ワザです。 ぜひお試しあれ。




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▼ 月定例やまぼうしライブ











  日時 : 6月12日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)
       20時15分~ 秋山マサアキ (ギター弾き語り
 



▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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