VESTAXが破産!?
ぬわんと、日本が世界に誇るDJギアのトップブランド VESTAX が破産したとのニュースが
音楽業界を駆け巡りました。
▼IT media ニュースから無断転載
ふーむ、そんな財政事情だったんですか。
オイラ的には、DJ業界の景気が突出して悪いという実感がなかっただけに、
まさに青天の霹靂よろしく、なんとも残念な気持ちです。
オイラはかつて同社のツインCDデッキの 「CDXシリーズ」 (11/15/16) を愛用していて、
現在は小型デジタルパワーアンプ 「VDA1000MK2」 をヘビロテ使用しておりますんで、
VESTAXブランドへの愛着も強いと自認しています。
さて、オイラ的に思い出深いVESTAX製品と言いますと、結局 「幻の新製品」 となってしまった、
VHSビデオテープを録音媒体に使った8トラックデジタルMTR。(商品名は公開されず)
もし、この製品が市場に出ていたら、ALESIS ADAT のシェアを総取りしていたことでしょう。
どーして発売されなかったのか、オイラ的には長年のナゾであります。
そしてもういっちょ。
世界で限定30台 (だったと思う) しか生産されなかった、ギター型? ショルダー型? の
CDJプレーヤー 「S-1 Premium」 。
販売価格35万円ということで、果たして国内に購入者がいたのかどうかは定かでありませんが、
この変態性はオイラの大好物です。
ええーい、ついでにこれもどーだ。
一見するとターンテーブル。 しかしてその実態は、ヴァイナル・カッティング・マシーン。
つまりこれ、ユーザーが自分だけの、世界で一枚だけのレコードを作ることができる、
個人用レコード製作機 なんであーる。
定価 1,239,000円!!!
たしかこの価格の中には数回分のレッスン料も含まれていたと記憶しております。
まだCDが登場する前の時代、アナログレコード全盛の頃には、各レコード会社に
レコードのプレスマスターを製作する カッティング職人 と呼ばれた方々がいらっしゃったそうな。
その方々のカッティング技は正真正銘の 「職人技」 だったらしく、
本製品はそれを個人ユーザー用にチューニングしたマシンだけに、販売した、購入した、
だけではとても使いこなせないシロモノだったと、サンレコかなにかの記事で読んだ記憶がありやす。
といったよーな、恐らく採算を度外視したような、超マニアックな製品をリリースしていた会社が、
不景気の煽りを受けて破産してしまうとは、なんとも悲壮感が漂います。
果たして VESTAX ブランドを引き継ぐ会社は現れるのか?
ぜひとも何かしらの善後策を講じて、ブランドを守って欲しいものです。
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▼ 12月定例やまぼうしライブ
日時 : 12月12日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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