「野生の証明」 は高倉健さんの代表作ではないのか?
恐らく年末年始にかけて、テレビではお二人の代表作が放送されていくものと想像しますが、
実はオイラ、テレビの情報番組で取り上げられている 「高倉健の代表作」 の中に、
「野生の証明」 がピックアップされていないことに何とも言えぬ違和感を覚えています。
「野生の証明」 は、当時、映画界の新興勢力として飛ぶ鳥を落とす勢いだった
角川映画 の第3弾作品 (注) として製作された大作映画です。
の次に 「野性号の航海 翔べ 怪鳥モアのように(1978年)」 と表記されていますが、
オイラ的にはまったく記憶がないことと、大作映画という意味では除外されると思うので、
「野生の証明」 を角川映画第3弾と認識します。
当時、昔ながらの個人商店的な映画制作会社からは、
「(角川映画は)素人がカネにモノを言わせて作った、派手なだけで中身のないB級映画」
といったような批判を浴びまくっていたと記憶しておりますが、
数年後、テレビ放送された前述の3作品を見たオイラの感想は、それらの批判とは真逆の、
「非常に見応えのある面白い映画」 というモノでした。
「野生の証明」 では、アクション映画であるにもかかわらず、エンディングでは不覚にも、
薬師丸ひろ子の 「おとうさーん」 に思わず涙ぐんでしまいました。
この 「野生の証明」 ではないか、と思っています。
そんなオイラの自分勝手な認識と世間一般の評価に大きな溝があるのかどうかわかりませんが、
前述のとおり、高倉健さんの代表作として 「野生の証明」 はまったく紹介されていません。
ネット検索すると、2014年の現在ではテレビ放送に向かない要素
・放送禁止用語が随所に使われている
・物語のプロローグが部落問題に抵触する
・自衛隊のイメージを著しく損なう恐れがある
等の理由により 「名俳優の代表作として相応しくない」 と判断されたのではないか?
との意見が散見されましたが、うーん、そーゆーことなんでしょーかねえ。
オイラ的には、複雑ながらもわかりやすいストーリー、巨大な悪に立ち向かうヒーロー像、
派手なアクション、壮大なセット、スペクタルな映像、そして感動的な親子愛、と、
とても日本人好みの快作だと思うだけに、2014年現在の地上波テレビ放送が不可能だとしたら、
それはとても残念なことだと思います。
「高倉健さん追悼特別番組」 を言い訳に、このタイミングに乗じて、
「野生の証明」 を放送してしまうような気概のあるテレビ局や
プロデューサーさんはいらっしゃらないんでしょーかねえ?
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▼ 12月定例やまぼうしライブ
日時 : 12月12日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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