関西のファンキーベーシスト藤井裕氏が死去


上田正樹サウス・トゥ・サウス」 ベース藤井裕さん死去 62歳 
スポニチアネックス 10月16日 (木) 14時2分配信

伝説の大阪発R&Bバンド 「上田正樹サウス・トゥ・サウス」 で知られたベーシストの
藤井裕 (ふじい・ゆう) さんが16日午前7時35分、亡くなった。
62歳。 広島県出身。

スタッフのツイッターで 「本日10月16日朝7時35分、藤井裕が天国へと旅立ちました。
長年応援してくださったファンの皆様に感謝申し上げます。 心よりご冥福をお祈りいたします」
と伝えられた。

藤井さんは今年5月中旬、体調不良のため入院。精密検査の結果、食道がんと診断された。
上田正樹サウス・トゥ・サウス」 は6月、三重県松阪市で再始動公演を行う予定だったが、
9月に延期になっていた。

上田正樹サウス・トゥ・サウス」は73年結成。
「この熱い魂を伝えたいんや」 で注目を浴びた。
藤井さんは96年 「忌野清志郎 Little Screaming Revue」 に参加。
2007年には清志郎さんプロデュースによるソロアルバム「フジーユー」を発売した。


何度も書いてますが、オイラは中学時代に吉田拓郎の影響でフォーク弾き語りを始め、
その後は、キッスを皮切りにハードロックをはじめとする洋楽や、
はっぴいえんどの流れを汲む日本のロックから山下達郎に行き着き、
そこから20歳の頃に、16ビート系のAOR、ファンク、ソウル、ディスコ等に辿り着きました。

そんな16ビートに対する興味が頂点に達していた20代前半の頃、
地元・静岡市にあった馴染のライブハウス 「モッキンバード」 に、
知人の凄腕バンド 「キャスト」 が前座出演するというので見に行ったワケです。

キャスト は、ジャズ・ソウル系の8~9人編成から成る大所帯バンドで、
マービン・ゲイチャカ・カーン等のカバーをジャズテイストで演奏しておりました。
ハッキリ言って当時のオイラには、とても真似できない雲の上の存在でした。

果たして、その凄腕の 「キャスト」 を前座に出して、その後に出演するプロのバンドは、
プレッシャーを感じたりはしないのだろーか? などと余計な心配をしていたのも束の間、
そのプロのバンドは、とてつもなくゴイスなステージを繰り広げたのでありますた。

前述の サウス・トゥ・サウス のメンバーであった、
石田長生 (Guitar、Vocal)
正木五郎 (Drums、Chorus)
藤井 裕 (Bass、Chorus)
の3人による、ファンクテイスト溢れる超・グルーヴィーなパフォーマンスでありますた。

恐らくオイラの音楽人生で、最初から最後まで全曲16ビートというライブは、
この時が初体験だったと思います。

フロントマンの石田氏がイチバン目立っていたのはショーがないところですが、
正木+藤井のリズム隊のド迫力も強く脳裏に焼き付いています。

このライブの後、オイラの16ビート探究心が、さらに燃え上がったことは言うまでもなく、
いま思い出してみても、オイラの音楽キャリアの中で、これ以上ないほど良いタイミングで
このライブを見ることができたことは、ヒジョーにラッキーだったと述懐します。

そんなオイラの音楽人生に多大なる影響、というか爪跡を残してくれた藤井氏が、
62歳という若さで鬼籍に入ってしまうとは・・・

故人の冥福を心よりお祈りいたします。





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▼ 11月定例やまぼうしライブ
  日時 : 11月14日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~  風太 (ギター弾き語り)
        20時15分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)

▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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