デジタルのおかげです
一昨日のブログ記事にて 「サウンド&レコーディングマガジン通巻400号」 記念の特集記事
つくづくオイラは、PA&レコーディングという領域において
「デジタル化の恩恵」 を受けているんだなあ~と述懐してしまいます。
軽く200万円コースの投資が必要だったワケですが、今や20万円はおろか5万円程度で
当時並みのシステムを構築できてしまいます。
それよりも何よりもオイラ的」には、
「アマチュア」 が 「個人レベル」 で 「ライブのマルチトラックレコーディング」 を行うことを
マヂで 「一生の夢」 に掲げていたワケで、当時 (1980年代)、その夢を実現させることは
そもそも不可能 (対応アマチュア用機材がない) であり、
仮にアマチュア向けアナログ機材が発売されたとしても500万円コースだったと妄想します。
しかし、デジタルミキサーとDAWが予想を上回るスピードで発展してくれたため、
無理だと思っていた頃からわずか十数年で実現することができてしまいました。
ちなみに 「ライブのマルチトラックレコーディング (24tr) 」 実現のために
オイラが投資した金額は、
デジタルミキサー / 約20万円
ノートパソコン / 約20万円
オーディオインターフェース / 約15万円
その他周辺機器(外付けHD等) / 約5万円
DAW (キューベース) / 約10万円
(合計 : 約70万円)
なお、これは2004年頃のハナシでありまして、その後、インターフェースが
PCMCIAからPC-Express、あるいはFireWireからUSBに変更するなど、
混迷の時代を経由して、オイラもパソコンやオーディオインターフェースを4~6台ほど
買い替える羽目に陥ってしまったり、と、我ながら散財したモンだと思い出します。
まあ、数多くの失敗と引き換えに様々なノウハウも構築できたので、
すべてが無駄だったワケではありません。
オイラは現在51歳でまぎれもないオッサンではありますが、
少なくともオンガクに関してだけは、「新しいモノ」 に対するアレルギーは皆無で、
アナログミキサーの良さも捨てがたいとは感じますが、残念ながらアナログミキサーの機能では
オイラの目指すPA&レコーディングを行うことは絶対不可能です。
PA&レコーディング機材が一斉に 「値下がり」 し始めた90年代半ばから、
オイラのような「アマチュアPA屋」も比例して増加してきたように感じますが、
そーゆー方の中には、当然ながらそれ以前の 「アナログの苦しみ」 を知らない方も多いワケで、
2014年の現在でも 「やっぱり直観的なアナログミキサーだよ!」 と力説されたりします。
オイラは苦笑いするしかありません。
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▼ 8月定例やまぼうしライブ
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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