「惨敗」や「大失敗」から学ぶこと

サムライジャパンが2014サッカーW杯のグループリーグで全敗してしまいました。
今回の惨敗について セルジオ越後 氏のコメントが印象的でした。


▼6月25日付け 「サッカーキング」 の記事

ブラジルW杯敗退にセルジオ越後氏「この敗戦はチャンス。日本代表とは何かを今一度考えよ」

ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が24日に行われ、日本代表とコロンビア代表が対戦。
コロンビアが4-1で勝利し、3連勝でグループリーグ首位通過を決めた。
敗れた日本は1分2敗のグループ最下位で2大会ぶりにグループリーグで姿を消すこととなった。
 
チームはもちろん、多くの人にとって思い描いていた結果ではなかったであろうが、
一方で日本代表の現在地、現実を知らされる結果と内容でもあった。
サッカーキングの取材に対し、解説者のセルジオ越後氏は次のように語った。

「自分たちがいかに井の中の蛙であったのか、みんなが気が付いたのではないかな。
この4年間の歩みを改めて考えれば、1分け2敗という結果はなるべくしてなった、という印象だ。
井の中の蛙状態になってしまったのは、選手だけの責任ではない。
いまや日本代表は純然たるサッカーの代表チームではなく、興行的、ビジネス的な役割を大きく担わされている。
選手は必要以上に持ち上げられ、弱い相手に対する親善試合で虚構の代表チーム像が作られていく。
コンサート会場のような代表戦の雰囲気は、本当にサッカーを後押しするものだったかね」

「協会、メディア、スポンサー、ファン。
それぞれが、日本代表というものを、もう一度見直すべき時がきているということじゃないかな。
この敗戦は、変わるチャンスなんだ」

「本当に優勝を目標にするのなら、そこまでにどれだけの距離があるのか、
真摯に見つめ、分析しなければならない。
コパ・アメリカに招待されたら、参加しなければならない。
興行よりも強化を第一に考えなければならない。負けたからこそ得られるものがある。
ここで変革することが、このブラジルW杯に出場した意味だ」



オイラ的には今回の惨敗を見ていて、20~25年前の全日本バレーの衰退状況を連想いたしました。
かつては男子・女子とも世界のトップランカーであったにもかかわらず、
あれよあれよと言う間にメダル圏内から脱落し、
アジアリーグ予選突破にも一苦労、という辛い時代に突入。

しかし、女子バレーは本当に十年以上の月日をかけてチームを立て直し、
2012年のロンドン五輪では28年ぶりのメダル (銅) を獲得するまでにカムバックしました。

使い古された言葉ですが、勝利や成功よりも、敗退や失敗から得られることの方が大きいと思います。
大事なのは、セルジオ氏が言うとおり、「井の中の蛙」 であったことを自覚すること。
いかに自分たちが周囲からちやほやされて勘違いしてしまっていたことに気が付くこと。
選手だけでなく関係者も現実を冷静に把握し、過大な妄想を抱かないこと。
・・・等ではないかと思います。

テレビの実況解説を見ていると、アナウンサーや解説者ポジティブなことしか言いませんが、
もっと冷徹に、現実的な 「世界との差」 を解説したりすることも変革のひとつのような気がします。

バレーボール全日本女子の前例がありますんで、決して可能性はゼロではない。
10年後、20年後、30年後を見据えて地道にステップアップして欲しいと思います。




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トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








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