ギター一本では表現できない音楽
「僕の音楽は、ギター一本 （の弾き語り） で表現できるようなものではありません。
ギター、ドラム、ベース、キーボードの４リズムがあって初めて成立する音楽を演っているんです。」
ギター、ドラム、ベース、キーボードの４リズムがあって初めて成立する音楽を演っているんです。」
オイラがこの言葉を聞いたのがたしか二十歳の頃で、当時のオイラは
「歌本に載っているコードを押さえてギターを弾けばとりあえずサマになるだろう」
と高を括っていたときなので、その考えを全否定された気がして、
ヒジョーにショックを受けたような記憶があります。
「歌本に載っているコードを押さえてギターを弾けばとりあえずサマになるだろう」
と高を括っていたときなので、その考えを全否定された気がして、
ヒジョーにショックを受けたような記憶があります。
とは言え、すでに山下達郎にどっぷりハマり出していた時期だったので、
オイラはそれまでの 「ギター一本で弾き語る」 ことよりも 「編曲を駆使したバンド演奏」 の方に
一気に興味の対象がシフトしてしまったのでありますた。
オイラはそれまでの 「ギター一本で弾き語る」 ことよりも 「編曲を駆使したバンド演奏」 の方に
一気に興味の対象がシフトしてしまったのでありますた。
ちょうどその頃、ＭＩＤＩ規格に対応した電子楽器が発売され始めたこともあり、
オイラはバイト等で稼いだお金をでシーケンサーと音源類を購入し、
バンド演奏ではなく、自動演奏＋ＭＴＲにより、
山下師匠が言うところの 「ギター一本では成立しない音楽」 づくりに没頭していきますた。
オイラはバイト等で稼いだお金をでシーケンサーと音源類を購入し、
バンド演奏ではなく、自動演奏＋ＭＴＲにより、
山下師匠が言うところの 「ギター一本では成立しない音楽」 づくりに没頭していきますた。
具体的には、ギターやＫＢのコードは一定のままなのにベースだけ下降していくクリシェ進行とか、
ギターやＫＢのコードは変化するのにベースは同じ音を出し続けるペダルポイント進行とか、
ギターは一定の単音ペンタトニックフレーズを繰り返すのに、ＫＢとベースは変化し続ける進行とか、
あるいはキックとベースの発音タイミングを合わせる、合わせないことによるポリリズムの生成とか、
音楽理論を勉強し始めた初心者なりに、試行錯誤してみたモンです。
ギターやＫＢのコードは変化するのにベースは同じ音を出し続けるペダルポイント進行とか、
ギターは一定の単音ペンタトニックフレーズを繰り返すのに、ＫＢとベースは変化し続ける進行とか、
あるいはキックとベースの発音タイミングを合わせる、合わせないことによるポリリズムの生成とか、
音楽理論を勉強し始めた初心者なりに、試行錯誤してみたモンです。
このような 「楽器構成に基づく編曲」、そして 「コード理論 （リハーモナイズ） に基づく編曲」 、
さらに 「リズム （グルーヴ） アレンジ」 や 「オブリガード」 等を組み合わせることにより、
相当数のバリエーションが生成可能である、ということがわかり始めた頃でもありますた。
さらに 「リズム （グルーヴ） アレンジ」 や 「オブリガード」 等を組み合わせることにより、
相当数のバリエーションが生成可能である、ということがわかり始めた頃でもありますた。
逆を言えば、ギター一本で完結する音楽をつくる場合は、左手でコードとベース音を、
右手でグルーヴのバリエーションをつくり、その組み合わせのみで編曲することになるため、
数多くの引き出しを持っていないと、どれもこれも似たようなオリジナル曲になってしまいます。
右手でグルーヴのバリエーションをつくり、その組み合わせのみで編曲することになるため、
数多くの引き出しを持っていないと、どれもこれも似たようなオリジナル曲になってしまいます。
誠に失礼ながら、果たしてどれほどの方がそこまで気を遣ってオリジナル曲を作っているのか、
オイラ的素朴な疑問だったりします。
オイラ的素朴な疑問だったりします。
よく 「●●●●の世界は奥が深い」 というフレーズが使われますが、
少なくともギター弾き語りにおいては、編曲、コードプレグレッション、グルーヴ等について
無頓着な方にはそれほど深い世界であるとは感じません。
つーか、そこまでこだわらなければ、自分だけのオリジナリティを構築できないのではないでしょーか。
少なくともギター弾き語りにおいては、編曲、コードプレグレッション、グルーヴ等について
無頓着な方にはそれほど深い世界であるとは感じません。
つーか、そこまでこだわらなければ、自分だけのオリジナリティを構築できないのではないでしょーか。
なぜそうなってしまうのか？
少し考えれば誰でもわかることです。
少し考えれば誰でもわかることです。
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▼ ４月定例やまぼうしライブ
日時 ： ４月１２日（金） １９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー やまぼうし
料金 ： ＠５００円 （ワンドリンク付き）
内容 ： ギター弾き語り 塩倉亮治
ギター弾き語り 丸山研二郎
日時 ： ４月１２日（金） １９時３０分～２１時００分
会場 ： コーヒー＆ギャラリー やまぼうし
料金 ： ＠５００円 （ワンドリンク付き）
内容 ： ギター弾き語り 塩倉亮治
ギター弾き語り 丸山研二郎
▼ 永遠の詩 by ＲＯＣＫ５４ ～Rock Go Juicy～ (LIVE at Sound Shower ark)
※［YouTube］ロゴをクリックすると大きな画面 （別ウインドウが開きます） で観られます
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▼ 森下よしひさフィルムコンサート ＃１０ ／ 北街道の唄
※［YouTube］ロゴをクリックすると大きな画面 （別ウインドウが開きます） で観られます
http://www.youtube-nocookie.com/v/O4Jk9fsR1WY?version=3&hl=ja_JP
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▼ 北街道の唄プロジェクト
http://www.kitakaidounouta-project.net/
※故・森下よしひささんの名曲をＣＤ化するというプロジェクト。
森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
ＣＤをお買い求めいただければなおうれしス
http://www.kitakaidounouta-project.net/
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